2007年03月29日

[  些事極論  ]

タミフルねた

俺のアンテナに引っかかってる中で、タミフルねたでもっとも読み応えのあるのが、以下のリンク。

タミフルkikulog
タミフル承認取り消し要求、または、浜六郎氏の言動はあまりにも危険だと思う@kikulog
不都合なタバコの真実@週刊東洋経済(読了して追記)リヴァイアさん、日々のわざ
タミフル対策、あなたの考えは@リヴァイアさん、日々のわざ

以下、俺なりのまとめ。
読み違えている可能性はあるかも知れんがだいたこんなとこだと思う。

  • タミフルと異常行動は、少なくとも相関関係はありそう。

    ただし、それは0.5%が2.0%になる程度の話らしい。ここんとこあやふやだけど。
    いずれにしろ、インフルエンザそのものが異常行動の原因にもなるので、タミフルの服用にかかわらず看護の必要はあり。そして、タミフル自体の薬効は別に否定されていない。
    そうであれば、備蓄をやめろとか承認を取り消せとかは狂気の沙汰。

  • タミフルと異常行動の相関をターゲットにしたデザインの分析/統計/実験etcはまだないかもしれない。

    そうりゃそうだよな。インフルエンザにかかったとわかればまず治療優先になるだろうから。
    実際、上記サイトを読んで思うんだけど、疫学って、マスコミ向けの簡単な説明をするのがすごーく難しい分野だよね。

  • 日本はタミフルを使いすぎてるかもしれない。

    ソースは失念したけど、世界中で消費されているタミフルの7割くらいは日本で使われているそうな(あやふやな言い方でスマン)。
    認証を取り消せなんていうのは論外としても、タミフルの運用に関して何らかの批判が出るのは、まぁ、理解できる話。
    これはタミフル問題を超えて、医者と患者の関係性の話になると思う。たぶん、インフルエンザにはこれさえあればOK!的な位置にタミフルがあって、いま、もしかするとその揺り返しが極端に現れているだけかもしれない。
    極端すぎると思うけど。

  • 天下りやラムズフェルドについて。

    ぐぐる様ニュース:タミフル

    ぐぐってみると、これがまた、陰謀論がてんこ盛り。
    マスコミ(と一絡げにしちゃいけないかもしれないど)の問題意識の持ち方って誰に責任があるんだろう。
    厚生省や製薬会社などのタミフルに対する対応に、まったく間違いがないとは、もちろんいえない。でも、天下りやラムズフェルドの商売なんかはぜんぜん関係のない話のはず。本筋は疫学の話だ。
    もしこれで、マスコミのタミフル糾弾→タミフルの備蓄破棄→鳥インフルエンザの人への蔓延→死者多数なんてことになったら、責められるのはきっと厚生省とかなんだよな。
    ただ、これ、難しいなと思うのは、マスコミ(と一絡げにしちゃいけないかもしれないど)をドライブするのはユーザ(視聴者とか購読者とか)の興味であるという側面。
    あるある問題にしても、いろいろな見方はあるけど、視聴率ベースで数字が取れていたことが背景にある。で、たぶん、視聴率の高さ=視聴者が求めている度合いと考えられているはずだ。
    ここで必要なのは、真実を報道するための規制、ではなくて、うーん、なんだろう。
    本来期待される機能と、その機能をドライブするメカニズムに乖離がある場合、その隙間を埋めるものは何か?
    うまく表現できないけど、矜持とかプライドとか言うやつなのかな。
    …矜持やらプライドやらじゃ、ちょっと弱いな。ただ単にマスコミの見識の低さを責めているだけじゃ、面白いかもしれないけどあまり意味がない。

2007年01月24日

[  些事極論  ]

日本の看板

はてブ「kom’s log - 戦争をしない国 」
戦争をしない国kom’s log

思考課題としてメモ。
はてブのコメントを読んでいて思った。
まがりなりにもとにかく戦争を放棄し、その上で経済的に繁栄しているという稀有な例としての日本。その看板の価値とか。


とりあえず物事を単純にするために、9条護憲派と9条改憲派がいるとして。
改憲派の不安はきっと、最終的な手段を放棄してしまうと、無法者に対する歯止めがなくなるというところにある。現状ではその歯止めは日米安保が担っているというのが一般的な理解だと思う。
この、「無法者に対する歯止め」っていうのはいくつかポイントがある。兵隊なり兵器なりを相手国に物理的に乗り込ませないとできなかった戦争が、テクノロジーの進歩によるミサイル主体の遠隔攻撃などにうつったこととか。
おかげで「歯止め」が、ミサイル防衛のようにできるかどうかわからないものを巨額の費用で一から作るか、敵の攻撃手段を先制攻撃でぶっ潰すかといった極端な方法になってしまった。
この不安にどう対処すべきかは、護憲派が説明すべきだろう。

それとは別に、ブクマ先サイトやはてブコメントにもあったように、憲法9条の日本の看板としての価値はたいへん大きい。
戦争をして国家レベルで殴りあうよりは、外交レベルでの権謀術数のほうが、トータルコストは圧倒的に外交レベルでの解決のほうが安い。だって、戦争は、仮に勝利したとしても敗戦国側のリソースはずたずたになっているわけだから、戦勝国とあわせての富の合計は相当減っているはずだ。人が死ぬとか言うナイーブな面を無視したとしてもこれはすごい損だと思う。つまり戦争という手段を許したとしても、ひょこひょこ使えるようなうまい手段ではないということだ(使っているところもあるんだけど)。
そう考えると、仮に改憲したとしても、それで外交レベルでの行動オプションがたいして増えるわけではなく、むしろ【戦争をしない国家】という看板を取り下げたことにより新たにオーバヘッドが発生してしまう。
改憲派は、看板を下ろした後に日本の外交がどのように変わるのか、そのビジョンを示すべきだ。

俺はどっちかつーと。
…脇の甘い護憲派かな。「歯止め」部分を、改憲派の不安を解消できるように説明できない。ただ、外交にかかるコストのトータルは看板を下ろした後のほうが高くつくように思うので護憲。

2006年12月14日

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玉虫色Winny

Winny裁判、罰金刑は重いか?軽いか?--自己矛盾を抱えた判決@CNET

「Winnyの公開、提供が起こした影響はそうとうに大きく、被告の寄与も決して少ないとは言えない。しかし、被告は著作権侵害が蔓延することを目的としたのではなく、新しいビジネスモデルを生み出させるという目的をもっていた。経済的利益を得ようとしたわけではなく、実際に利益を得たわけでもない。そこで罰金刑とすることとした」
その意味で、金子被告が無罪となる道はこの時点ですでに存在していなかったように思われる。みずからの思想に殉じるのであれば、最後までみずからを負わなければならない。いや、そんな倫理性の話でなくても、あちこちで「著作権を崩壊させる」と発言して国家権力に挑戦し、結果的に著作権侵害ファイルを蔓延させている以上、これを無罪とするというのは国家権力の側の判断としてはあり得ないように思われる。
たまむしいろだなー!
 しかし一方で、裁判長にも突き詰められた問いかけがあった。金子被告のような確信犯をどう裁くのか――単純に外形的事実だけを見て「それは法違反だ」と判断するのか。それともその思想の方向に一定の理解を示すのか。さらにいえば、ソフトウェア開発者を刑に処するという司法的踏み込みを簡単に行ってしまっても良いのか。さまざまな難問がそこには横たわっており、単純に金子被告を断罪すれば済むというものではなかったわけで、そうした難問のバランスを取った結果が、今回の「罰金一五〇万円」という不思議に軽い判決だったのではないかと思うのである。
多分、もともと裁判という形式が、この問題を解決するのにそぐわないんだと思う。なぜなら、裁判ではたいていの場合、勝者と敗者が生じてしまうから。

Winny事件判決おおやにっき

今回の事例で問題になっていたのは、簡単に言えば「犯罪にしか使いようのないピストルを売れば間違いなく幇助になる。一方、包丁には合法的な用途も多いので、一定の確率で犯罪に使われるとしても、それを売ったというだけで幇助犯に問うのは適切でない。さて、Winnyはどちらか」ということである。適切なたとえかどうかちょっと自信がないが、今回の判決は「包丁だが、すごく犯罪に使いやすくて実際にも頻繁に使われているような包丁を、裏町でこっそりと売ったらやっぱり幇助なんじゃないか(ただ責任は軽いと思う)」という感じだろうか。
この要約もなかなかうまいと思う。ただし、有用性に関して言えば、もともと現行の法体系や価値体系にけんか売ってるんだから、ある程度アングラっぽい闘争パターンになるのはしょうがないというか、理解はできる。

悪法も法として尊重する?それとも、悪法を更新する機会を重要視する?
どちらの立場を指示するにせよ、裁判官の立場でズバッと他方を切り落とされるとすごく困るだろうことは火を見るより明らかだから、裁判官も苦労したろうな。

2006年11月14日

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自殺と報道の話

自殺予告:止まらぬ連鎖…有効策なし焦り濃く@毎日新聞

 伊吹文明文部科学相あての「いじめ自殺予告文書」を受けて全国的な警戒が続く中、子どもの自殺が止まらない。文書を公表したものの、相次ぐ予告に戸惑う文科省。教育委員会、各学校も即効性のある対策は打ち出せないままだ。連鎖は食い止められるのか。子どもたちに「命」の大切さをどう伝えるか。過去にも度々社会問題化したいじめ問題の教訓はいつ生かされるのか。【佐藤敬一、吉永磨美】

大体においてこの状況は、文部科学省のレベルで即効性のある単一の方策など打ち出せようはずがない。
たぶん、本来はまったく違う筋の問題を「自殺」というタグをつけて一列に並べてしまっているからややこしくなるのではないだろうか。
いじめの問題は、一義的には暴力や嫌がらせの犯罪の問題であり、その裏には都市化による地域社会の変容の問題とかなんとかがある。教員の自殺は、学校が本来果たすべき機能と期待される役割と課せられている制限と実際の能力、それぞれの間にあるギャップやミスマッチが問題なんだろう。本来はそれぞれ個別に検討すべき問題だ。

ブロガーのための自殺関連記事ガイドライン妖精現実

下記資料はWHOが2000年に公開した『自殺の回避: メディア・プロフェッショナルのためのリソース』の抄訳です。本書は実質2〜3ページの小冊子です。第一に、「メディアでの不適切な取り上げ方が、自殺行動を増加させる」という研究結果を示し、第二に、ではどのようなニュースの扱い方をすればいいのかを説明しています。ここでは序文、研究史などは省き、実際的な指針の部分をほぼ全訳しました。

自殺率の国際比較は非常に難しい。データを記録する方法が国によって大きく異なるからである。《中略》したがって、以下の注意が必要である。
  • 統計値は慎重に正確に解釈する。
  • 真正で信頼できるソースを使う。
  • たとえ時間がなくても、即興的になされたコメントは慎重に扱う。
  • 少数のデータによる一般化は特に注意。「相次ぐ自殺」「世界でも自殺率の最も高い場所」といった表現は避けなければならない。
  • 自殺行動を社会・文化の変化・悪化と関係づけようとするのは慎むべき。

まとめ
すべきこと
  • 事実の公表にあたって専門家の助言を得る
  • 「既遂」「未遂」と表現し「成功」「失敗」と表現しない
  • 関係あるデータだけを表紙以外に掲載
  • ヘルプラインや公共リソースの情報提供
  • リスクの指標・兆候の周知
すべきでないこと
  • 写真や遺書は公開してはいけない
  • 使用された手段の詳細を伝えてはいけない
  • 原因を単純化してはいけない
  • 美化したり扇情的に扱ってはいけない
  • 宗教的・文化的類型化をしてはいけない
  • いかなる非難もしない

なんというか、ショックなのは、すべきでないこととして挙げられている項目すべてがテレビ新聞雑誌などで必ず目にするというのがすごいな。


こういう文章を読んで、文科省が自殺予告文章を公表したのは間違いじゃないのかと思う反面、そうはいっても隠匿するわけにも行かないだろうし発表されたら内容を知りたくなるのは人情だろうしなとも思ったりする。

2006年11月08日

[  些事極論  ]

自殺予告の話

自殺予告手紙:「生きていくのがつらい」……手紙全文@毎日新聞
なかなか強烈な内容。
いたずらの類と思いたいが、それにしては文章から立ち上る妖気が尋常ではない。

それを受けてこんなエントリを見つけた。
人権を失ったまま生き続けても、そんな命に意味はない。アンカテ

人権は命より大事なものだ。絶対に守るべきもので、もし奪われたらどのような手段を取ってもそれを訴えるべきだ。訴えが聞かれなかったら、聞かれるまで訴え続けて、それをやり尽くしてそれでもダメだと思うなら、人権侵害を止める唯一の手段が自殺だと思うなら、死んだほうがいい。

自殺以外に逃げ道を見つけることができなかった者に対して、自殺に至る経緯を無視して命の大切さを説くことに意味はないということか。

そうはいっても自殺という手段そのものがだめなことは確か。このエントリに対して以下のようなTBがついていた。
命について結城浩のはてな日記

essaさんのエントリは途中まで正しいことを書いているが、結論は誤っている。大間違い!
<中略>
これはレトリックでも何でもなく、とにかく、理屈抜きで、自殺しちゃだめ!

自殺にいたるまでの問題はただ自殺によって忘れ去られるのみで、解決も終了もしない。場合によっては問題があったことすら周知されないかもしれない。


そもそも自殺によって守ろうとしたものは何か?
絵空事404 Blog Not Found

まず、一つ確認しておこう。

人権というのは、絵空事であることを。

人権を莫迦にしているからではない。

人権を大切にしたいから、人権が絵空事であることから目を背けるべきではないのだ。


絵空事、というか「人権」がある種の共同幻想めいた側面を持つことは確か。
「人権」なるものは所与のものとして万人に与えられてはいるが、保障されているわけではない。公安9課の人も言っていた。

そもそも、人権を侵害している主体は誰か。
■[雑記] 自殺予告への対応について。 児童小銃

被害者に死ぬなとかヌルい事言う前に、

  • いじめの加害者にいじめをやめるよう言うこと。
  • 加害者は犯罪者であるとはっきり言うこと。
  • せっかく改正した少年法です。事件として立件すること。
  • いっそのこと「いじめ」という言葉をやめてはどうか。
  • 「児童虐待」でしょ? これって。

おそらくここに、数の非対称を元にした怠惰または誤解がある。
たいていの状況において、いじめる側のほうが多数であり、いじめられる側は単数または少数だ。
多数であるから対処が大変そうに見える。多数であるから罪を背負わせると一人当たりの荷重は極端に少なくなる。多数であるから渡っている場所が赤信号でも気にしない。もしかすると多数であると赤信号でもわたるべきだとその場のローカルルールが出来上がるような気がするかもしれない。
第三者の立場から見ると、自覚の薄い多数を相手にすると暖簾に腕押しのような気がする。それよりは少数のほうに対して何か言ったほうが、少ないコストでパフォーマンスがあがるような気がする。

たぶん手当てをするべきは、多数の方なのだ、ほんとは。


2006年10月30日

[  些事極論  ]

単位偽装問題あれこれ

秋も深まりすっかり偽装ブームが根付いた今日この頃ですが、皆様いかにお過ごしですか。
このごろはやりの単位偽装問題について、ちょっと目に付いたURLをメモしてみました。


高校単位偽装問題と日本的官僚システム5号館のつぶやき

今回の件に関してはほとんどすべてが学校ぐるみで行われていたことは間違いないことですし、私は教育委員会、場合によっては文科省もその存在を知らなかったとは思えないのです。さらに、今大騒ぎしているマスコミだって、ずっと前からそういうことがあると知っていたのではないでしょうか。

 というわけで、私としては「なぜ今、このタイミングで騒がれ始めたのか」ということの方に興味があります。教育改革(再生の研究をしているものとしては、「教育再生」という言葉は嫌いです)を目玉にしている内閣ができあがったことと無関係ではないような気がしています。もしも、今回の単位偽装問題の責任が文科省にまで波及した場合には、文科省の頭越しに教育改革をやろうとして教育再生会議なるものを立ち上げた内閣には大きな追い風になるのでは、と邪推しています。

単位偽装問題は教育委員会潰しか?法と常識の狭間で考えよう

ここで疑問に思うのは、そんなに前から広く行われていた高校での「単位偽装」が、どうして、ここに来て急に大きく報道され始めたかである。

 これは、安倍内閣が、教育改革を全面に掲げるとともに、今臨時国会での教育基本法改正案を可決を目指す姿勢と全く無関係ではないと考えられる。


単位偽装問題に関して、前々からあっただろうにいまどき急に言い出すのは、タイミング的に怪しいんじゃない?っていう話が二題。さがせば同様の論調はもっとたくさんあると思う。
陰謀史観に関してはちょっと気をつけなきゃいけないけど、まぁ言われてみればちょっとわざとらしいよね。

この件とは別に、教育基本法改正に関しては、以下のようなエントリもある。
■[考察][教基法]思想の左右に関係なく「改正」に反対すべきであるモジモジ君の日記。みたいな。

以上、指摘した2点が、「改正」法の最大の問題点だと思われる。すなわち、教育における主権者の交代である。このような「改正」は、民主主義を否定しない限りは、左右の思想傾向と関わりなく許し難い暴挙と言っていい。ここまで理解した上で「改正」法に反対しない馬鹿者は右でも左でもない。国民主権のなんたるかも分からない前近代主義者である。

あああ、確かに。


2006年10月25日

[  些事極論  ]

そもそも解決できるか?

いじめ解決策提言へ:教育再生会議 3分科会設置決める@東京新聞

山谷えり子首相補佐官(教育再生担当)は記者会見で、いじめ問題について「現在進行形で子どもたちが悲鳴を上げている。教育委員会、家庭、地域の在り方について一日も早く具体策を打ち出したい」と述べた。

この手の話を耳にするたびに違和感を感じるだけどさ。
そもそもいじめってなくすことができるものだろうか。

人間を複数一箇所に集めると、どうしてもそこに非合理で理不尽で陰険なコミュニケーションが潜在的に発生してしまう。いじめがあるかどうかは、ただ単にそれがある種の閾値を超えたかどうか、表面に現れたかどうかに過ぎない。いじめ1%〜いじめ100%の濃淡はあっても、いじめ0%はありえない。これはきっと、老若男女、その集団がどんな要員で構成されていても関係ないと思う。別に子供に限った話ではない。普通の職場や近所付き合いでも発生しうることだ。

議論のゴールを「いじめをなくすにはどうすればいいのか」に設定すると有効な解が出ないと思う。必要なのは、いじめ要因を完全に排除することは不可能であることを踏まえたうえで、生徒の一人一人が破綻せずにすむクラス運営のノウハウじゃないだろうか。

2006年10月17日

[  些事極論  ]

ぼかんといえばかくかくさん

核兵器製造可能国、増える恐れ IAEA事務局長@CNN

ウィーン──国際原子力機関(IAEA)のエルバラダイ事務局長は16日、「非常に短期間」に核兵器を製造する能力を持つ国が近く30カ国増加し、既に核兵器を保有している国、もしくはその疑いが指摘されている9カ国に加わる恐れがあると指摘した。
然もあろう。

結局どんな種類の技術もすべてコモディティ化を志向するものですよ。
コンピュータも安くなり、インターネットで情報収集の敷居はずいぶん低くなっている今、ブツを手に入れる手段とある程度の試行錯誤が許される環境が用意できるなら、何でも作れますさ。
実物の物理的な流通ならともかく、一度は誰かが実現してしまった物事の、テクノロジーのレベルでの未来永劫の独占というのはそろそろ神話の域に追いやられつつあるような気がする。

それを前提として、どうやってコントロールするのかが、たぶん、次の課題。

2006年10月16日

[  些事極論  ]

「北」拾遺

自民山崎氏「米国、北朝鮮と直接対話に乗り出すべき」 @日経

自民党の山崎拓前副総裁は14日、鹿児島市で講演し、対北朝鮮政策に関連して「北朝鮮は体制保障できるのは米国だけだと思っている。日本にとって1番重要な朝鮮半島の非核化のために、米朝協議をやるしかない」と述べ、米国が直接対話に乗り出すべきだとの考えを示した。

いいや、6者協議でやるべきだと思う。
米朝でやった場合、米朝間のみの利害で方針が決まる可能性がある。そうなると、問題を先送ってお茶を濁してしまう気がする。せっかく日本の存在感をアピールするチャンスなのに投げ出してどうする。

自民政調会長「核保有の議論必要」 首相は三原則を強調@朝日

テレビ朝日の報道番組などでの発言。中川氏は非核三原則は守るとの姿勢を示したうえで、「欧米の核保有と違って、どうみても頭の回路が理解できない国が(核を)持ったと発表したことに対し、どうしても撲滅しないといけないのだから、その選択肢として核という(議論はありうる)」と語った。

スタディとして議論するのは、まあできなくはないというか、勝手にどうぞとか思うけど、北朝鮮向けの対策という意味ではすでに手遅れで、むしろ中国やロシア(やアメリカ)などの北朝鮮以外の保有国に対するメッセージになってしまっているというのは、誰か突っ込んだんだろうか。そういう議論があんまりメディアで露出してないようけど。
そもそも、経済制裁程度で崩壊やら暴発やらすかもしれない相手に、相互確証破壊による抑止力が期待できるだろうか。現在の外交では相互確証破壊の考え方が通用しなくなったというのが、この北の核問題の教訓になるような気がする。断崖絶壁で瀬戸際外交をしている相手にドロップキックを食らわすようなことになりはしないか。キックを当てなかったとしても、びっくりして落ちてしまうかも。
いや、まぁ、何もかも全部ぶっ飛ばす手段を持ちたがる気持ちはわかるけど。それは、いろんな意味で、悪魔のささやきというもんだ。


上の二つのニュース。もちろんこれだけでなにかいえるわけじゃないけど、なんとなく与党の手詰まり感を反映しているように見える。
北朝鮮をある種のスケープゴートにして日中韓の雪解けムードを演出するのはいいけど、北朝鮮はこのあとどうなるの?という予測とか議論とかアナウンスとかがない。
たぶん日韓中米露(それに北朝鮮もふくめて)どこも北朝鮮の今後に関して、アクションを起こせるような予測を立てていない。いや、もしかすると水面下では話し合いが進んでて落としどころを探している最中なのかもしれないけど。
たしかに難しい問題ではある。そもそも、その国の行く末に権利と責任を持つのはその国の国民であり、北朝鮮(と周辺諸国)の不幸は、かの国の国民に責任はあっても権利がないことに始まる。かといって、その国の行く末に権利と責任を持つのはその国の国民であるから、外国が外からやいのやいの…いうだけならともかく強制力を持って無理やり首を挿げ替えるのもおかしな話だ。

2006年10月09日

[  些事極論  ]

あらーやっちゃたねー

北朝鮮が核実験@神戸新聞

実際のところ、前回のミサイル大盤振る舞いからすでに露呈したいたことだけど、かの国の瀬戸際外交にはもう効力はないと思われる。
一部で言われているように、コレは内部統制向けのデモンストレーションであるとの見方に一票入れとこう。

でも、内部統制にもそろそろ無理が出てきてるんじゃないかな。
やっぱ、北朝鮮内部に、交代すべき政権がないのが最大の問題のような気がしてきた。


北朝鮮が「地下核実験」 北東部で地震波検知@東京新聞

聯合ニュースによると、韓国政府当局者は北朝鮮咸鏡北道の花台郡地域で9日午前10時36分に地震波が検知されたと述べた。ロイター通信によると、韓国の青瓦台(大統領官邸)は北朝鮮でマグニチュード(M)3・58から3・7の地震を検知したことを明らかにした。
マグニチュード4にいってないことから、爆縮が不十分じゃないのかという観測あり。極端な話、大量の通常火薬を使ったフェイクじゃないかという可能性も…いや、それはないか?でも、一応、書いておこう。

[  些事極論  ]

いったかいかないか

いったかいかないか言わない程度で改善するような問題なんてさ。
やっぱりアングルだったんだろうかね。

2006年07月24日

[  些事極論  ]

対北朝鮮

けっきょく北朝鮮対策に足りないものは、ひとつだけ。かの国が瓦解した後の(ないしは、上手に解体するプロセスの)絵図が描けてないだけじゃないかとおもう。

もっとも、これは言うはやすしの類でしかなく、日本だけで独自に何とかできる範囲から大きく逸脱している。

たぶん一番収まりがいいのは韓国が飲み込むような形で半島統一することだろうけど、難しそうだよね。さしもの韓国も、あの荒れ果てた国土と経済を立て直すには相当自分の財布から持ち出ししなきゃならんだろうし。半島統一は両国に住む人々の悲願であるだろうけど、韓国経済をがたがたにしてまでがんばって飲み込めるかというとそれはちょっと無理っぽい。なにより、核や拉致なんかの問題もまるっと引き受けることになるわけだからなかなか手は出せないでしょうね。

かといって中国がかの国のケツを持つかというと、これもちょっと微妙。中国としてはたぶん、対アメリカの便利な外交カードの一枚として今まで北朝鮮を利用してきたわけで、それが今回の「夏のミサイル祭り」で、中国でもかの国を御するのに四苦八苦することを世界的にさらしてしまった。

のこりの六カ国協議のメンバーでいえば、アメリカは中東にかかりっきりで、ロシアは基本的に知らん振り、かな。
こうしてみると、対北朝鮮で八方塞の様相を見せている根本的な原因は、関係当事国のすべてが、ポスト金政権を考えてないからのように見える。もちろん北朝鮮当局も含めて。

2006年07月10日

[  些事極論  ]

敵基地攻撃

これはむずかしーなー。

敵基地攻撃@ぐぐる様にゅうす
 『基地攻撃能力保有を』政府内で意見浮上@東京新聞
 官房長官「敵基地攻撃能力、議論を深める必要」 @日経
 敵基地攻撃能力の保持、額賀防衛長官「議論すべきだ」@読売
 安倍長官、敵基地攻撃「検討研究必要」@朝日
 額賀・麻生両氏、敵基地攻撃能力は必要との立場 @産経

あまたある遠隔地攻撃手段のうち、どれをとっても日本の外交に不利になるよな、たぶん。航空自衛隊に突っ込ませる、海上自衛隊の護衛艦に対地攻撃能力を強化する、海自の輸送艦に陸自の人員を詰めて突っ込ませる、アメリカから弾道ミサイルや巡航ミサイルを輸入する、自前で弾道ミサイルや巡航ミサイルを開発する…。どれも検討するだけであちこちから苦情がきそう。どうかするとアメリカからも文句がきそう(どうかしなくていうかな)。
意思はともかく能力からいったら、中国もロシアも核で日本を狙うことは可能だし、逆に言うと北朝鮮の核搭載能力のほうが、現時点ではおおかた否定的に見られている。

ことによるとこれは中国とロシア向けの外交カードの一部だったりして。
「制裁決議に賛成してくんないと、専守防衛を考え直しちゃうよ」とかなんとか。

うーん。カードの一枚として検討するのはわかるんだけど、切るのが早すぎる気がするな。いかにも対応に余裕がないように見える。もうちょっともったいぶった使い方はなかったもんかな。どうせそんなの実現しないのに。

2006年07月07日

[  些事極論  ]

拉致問題

夏のミサイル祭りとして、微妙にしょぼい花火を打ち上げたその裏側で、表題の案件にもこれまた微妙な変化(進展ではない)があったわけだけども。

ことによると日本側はちょっと打つ手を間違えているのかもしれないと思った。

まず遺骨の鑑定問題。
チラッと検索するとこんな記事なんかも見つかる。
北朝鮮「遺骨」問題:科学的根拠の不十分な「偽物」断定私的スクラップ帳
DNA is burning issue as Japan and Korea clash over kidnapsnature.com
ようするに、例の遺骨を資料としてみた場合、汚染がひどくて科学的な検証に耐えない。遺骨を取り扱った人の汗や手垢からその人のDNAが誤検出される可能性もある。そもそも火葬された遺骨からDNAを抽出すること事態が困難という事情もある。実際のところは、「ある手法を使うと遺骨から横田めぐみさん以外の複数のDNAが検出された」というとこでとまっているらしい。その遺骨が誰のものか不明、という意味では、理屈の上では横田めぐみさんのものであるともないとも、どちらも断定できないそうだ。

そもそも誰が悪いかというと。
それはもちろん、(北朝鮮側の主張を全部認めると仮定しても)拉致した上に長年家族と連絡さえ取らせずにあまつさえ自殺せざるを得ないような環境に縛り付けた北朝鮮当局であって、実は遺骨が誰のものかというのは瑣末なうそのひとつでしかない。それは横田めぐみさんが現在も生存していたとしても(あるいは自殺していたと仮定して金英男氏の記者会見で演出しようとしたようにひととき幸せな時期があったとしても)同じこと、どっちにしても北朝鮮当局に非がある事はかわらない。

日本側が、遺骨を若干強引にうそだと断定した結果、そこを逆に北朝鮮に突っつかれるようなことにはなるまいか。そして件の金英男氏の記者会見がそのための布石になったりしないかな。

遺骨だけ突っ返されても困りますよって最初からいっときゃよかったかもしれないと、いま思ってもしょうがないか。

2006年07月05日

[  些事極論  ]

てぽどん?

「北ミサイル3回発射…長距離ミサイルは失敗」 @中央日報
発射はテポドン2号含む6発 テポドンは失敗@産経


全部で6発、みんな公海上に落っこちたらしいが。
いっぺんにこんだけ打っちゃうと衛星打ち上げって説明もできなくなるよな。
何で6発? いったい、なに打ち上げたの?


北ミサイル発射はシャトル打ち上げに対抗か @産経

なんだってーw
そっかー、撃墜したかったんだねー。

でも、そろそろ北朝鮮の瀬戸際外交も賞味期限切れの気配が漂ってるんだけどなぁ。


相変わらず、かの国の行動は斜め上を行くな。


おうち帰ったら一発ダメ押しで増えてました。
北朝鮮ミサイル:7発発射、日本海に落下 テポドン2号も@毎日

このダメ押しの意味もよくわかんない。

2006年06月19日

[  些事極論  ]

てぽどん

「テポドン」ぐぐる様ニュース
たぶん、前回と同じく北朝鮮はこれを衛星打ち上げと発表するだろうし、ほんとの衛星打ち上げである可能性も少なくない。

この場合、かわいそうなのは彼の国の学者や技術者だろうね。
ほんとうに衛星打ち上げならば、すくなくとも、技術者本人の研鑽は本物だろうし、きっと世界に誇りたいだろうに。前回は失敗したけど、次こそはと思って発射までこぎつけたら、近隣から総すかんを食らっている。

もともとが、領空も国境も関係なしに飛び回るものだけに、人工衛星のきちんとした追跡には国際協力が欠かせない。しかしてかの国は、ほとんどの国からつまはじきにされている。パトロンの中国も、若干もてあましている気配もある。彼の国の科学者や技術者、職人たちの不自由さを想像するに、たいへん悔しいことだろうなと思う。

まっとうな国の成果だったら、成功すれば世界中で寿ぐべきなのにね。

2006年02月18日

[  些事極論  ]

おとこのこ

女性天皇と女系天皇は分けて考えるだとか男系の是非とか、いろいろいわれているけど。

一般の市民には押し付けることのできない規範(血筋の存続のためにオトコノコを産め系の)を明文化したうえである家系に適用してしまっていることが、どうもスルー気味に見えるのは気のせいかな。

みんな他人事?
まぁ、たしかに他人事っちゃ他人事なんだけどさ。

皇族は特別だからってことで納得してるわけかね。

2006年01月31日

[  些事極論  ]

ネット上でのライブドア事件のあつかい。


  • 技術系会社としてのライブドアの再評価。
    東証がユーザの「有利に取引する権利」を犠牲にして時間短縮運転で乗り切ろうとしているのと比べて、システム上のライブドアは、おそらくは増大しただろうトラフィックをものともせず粛々と平常運転していることを評価。みんながライブドアに注目しているのでアクセスは増大しているはずなのに、それをほとんど感じさせないくらいの通常営業。ライブドアニュースでも、自社に不利な報道だろうが配信している公平さ。などなど。
    他にも、開発ツールを無償で公開するなどの過去の行いも好印象。

  • マスコミへの不審、検察の強引さへの不審。
    ライブドアに連なるものはすべて全否定するような報道がひどい。忘年会の映像とか私費のプライベートな休暇旅行とか、どうでもいいような話題にばかり時間を取る。だいたいはヒルズの生活と拘置所の狭くて寒い独居房の対比をネタにする。意味のありそうな事実関係の報道は、ほとんど検察からのリーク情報っぽい。
    検察も、なんだか意図的に情報をリークしている臭い。インサイダー取引の証拠とみなされているメールの内容なんか、おいそれとマスコミが手に入れられるはずがない。最初のガサイレから幹部逮捕までの間が少なすぎる。そのため、ホリエモンが弁護士と相談できる隙がほとんどない。などなど。
    とくに、検察の行動とマスコミの報道が一致したときの危険性を指摘するブロガー多し。容疑者は推定無罪という原則がないがしろにされている雰囲気アリ。

  • 東証への不審。
    個人投資家をふやしてきたのは東証だ。いずれ約定件数450万件がパンクするのは予測してしかるべきだが、まるでライブドア事件が悪いような扱いになっている。そもそも、数々の証券不祥事の監督責任が果たせていないのではないか、とかなんとか。

  • 民主党の馬鹿馬鹿しさ。
    まるで本質的でないところをつついて、時間を無駄にしている。ホリエモンを前の選挙に担ぎ出したことをつっついても、基本は単なる証券取引法違反なので、これ以上何もでないだろう。民主党も担ごうとしたんだし同じ穴の狢。ぎゃくにそれを華麗にスルーする小泉さんとかカッコよく見えたりして。耐震偽造問題もおんなじような感じ。茶番。

  • エイチ・エス証券社長の自殺騒ぎの不気味さ。
    なぞだらけ。首や腹をグサグサ刺された傷があるという報道の後、いつのまにか自殺ということになっている。それ以来マスコミではとんと触れられていない。ライブドア事件の中でこれだけ異質
    ここからいろいろな陰謀論が湧いて出るけど、どれも証拠なし。陰謀論には荷担したくないけど気分は悪い。

それぞれリンクまではめんどくさくてやってないけど、だいたいこんな感じ?

2006年01月30日

[  些事極論  ]

虚業と実業の狭間で なんつって

個人的なメモでいろいろリンク。ネタ元ははてブとかMM/Memoとか。あと、まぁ普通にぐぐる様とか。

まずはこれでしょう。
ライブドアが意外と技術系っぽいことについて
ライブドアが普通に技術系であることについて圏外からのひとこと
それとこれかな。
ライブドアの技術の話naoyaのはてなダイアリー
まぁ、ライブドアのサービスはちょっと2番煎じがおおいかなという印象(ごめん、ほんというと使ってないのでよく知らない)もなきにしもあらずだけど、それでもそれを支える技術力はちゃんとあるわけで。

で、それにたいしての反論、かな?
ライブドアは虚業でしょkazukilogちょっと違うなーと感じるのは、視点がずれているから。
「ライブドアはやっぱ虚業じゃん派」は中の人が何してたってあの株価は高すぎだろう実際いろいろ株価操作でずるいことしてたしさっと言っているのに対し、「ライブドアは技術系だよ派」の言い分は、虚業のひとことでライブドアのいいとこも悪いとこも一緒くたに斬って捨てるのは違うんじゃないと言っていている。たぶん「ライブドアは技術系だよ派」でも、去年までの株価がバブルだったというのは、一致する意見じゃないかなと。
ちなみに、俺もスーパーマーケットの例はちょっと違うと思う。スーパーマーケットを例として使うんだったら、たとえば普段の100倍くらいの客さん(万引き犯や酔っ払いやクレイマーも倍増)がきても粛々と業務が進んでいるような例を想定しないと。まったく寝耳に水のホリエモン逮捕で不意打ち的にトラフィックは増大しているはずなのに、システム上のライブドアは通常営業なのが凄いわけだし。これはつまり、昨日今日の努力ではなく常日頃からトラフィックの増減に対応できる体制を整えていた結果だと思う。東証とはだいぶ違う。
うーん。というか、やっぱ、スーパーマーケットの例はたとえ話としてうまくないなぁ。
はてブのコメントはこんな感じ

で、けっきょくこういうことなんだと思う。
「ライブドアの技術の話」と「技術指向の経営」についてMy Life Between Silicon Valley and Japan

ただ、ライブドアがこうした確かな技術を持っているということと、ライブドアの経営陣が技術に対して深い関心を抱き「技術指向の経営」を行っていたかということは、全くの独立事象である。
「坊主にくけりゃ袈裟まで憎い」という言葉があるけど、「坊主」と「袈裟」をきちんと切り分けて考えるだけの理性があるかどうかが問われているのだよ。たぶん。
この記事、ライブドアとは関係ないけどお尻のほうやコメント欄で展開されているぐぐる様の議論がおもしろかった。


株価の話。
【重要】ライブドア株式等の代用有価証券の掛目の引き下げについてマネックス証券
許されざるマネックス証券FPN
ライブドアショック、株式市場暴落を招いた真犯人はマネックス証券13Hz!
ガサイレ直後の急落を招いたのはライブドアだけの責任じゃないよという話。ホリエモンが自家用飛行機を売るか売らないかよりも確実にニュースバリューがあるはずなのに新聞テレビではあまり見る機会がないので、ここにメモ。
その他、まぁ、ぐぐる様(マネックス証券 ライブドア)でいろいろどうぞ。


ライブドア中の人の叫び。
ライブドアの技術に限らない話にぽたん休憩所いいかげんなこと無責任に口にするテレビのコメンテータに、憤りが隠せない様子。
★ライブドア社員、一連の報道について「テレビを見て、憤りしか感じない」★てれびまにあ。ライブドアの中の人がテレビで訴えたそうな。
生bold 1月29日サンプロ 緊急出演 テレビで言い尽くせないであろうことnozomu.net(吉田望氏のblog)ライブドアの外の人のまとめ。

まぁその。ライブドアの虚業の部分は裁かれるのは仕方ないとして、実業の部分はちゃんと評価しようよという感じかな。
過去のリクルートとかロッキードとかと違うのは、どうも証券取引法違反よりも話が大きくなりそうにもないとこかな。

あと、ちょっと気になったこと
無制限で電子メールを物証にするという恐怖
捜索の前にハードディスク封印をするようです。Tociyuki::Diary裁判で電子データを証拠にする場合どういう手続きが必要か、たいへん興味のある話題。
でも、この方法だとデスクトップレベルのマシンなら通用するけど、もっと容量が巨大になったり複数の媒体にまたがってたりしたらどうなるんだろう。将来的に、証拠保全の難しいシチュエーションとか出てくるかもね。
エイチ・エス証券の野口英昭副社長情報紙「ストレイ・ドッグ」(山岡俊介取材メモ)そうそう、この件だけライブドア関連の事件でなんとなく異質な感じがする。これはすっきりした解決がつくんだろうか。


時節柄、Sledge覚えようかなぁん、なんて思ったり。

・・・ppmでインストールできなかったよ・・・。

2006年01月17日

[  些事極論  ]

新年一発目。

経産省:「安全な家電」へ法改正検討 松下製温風機事故受け@毎日

松下電器産業が製造した石油温風機で、一酸化炭素中毒事故が相次いだことを受け、経済産業省は14日までに、家電製品の安全性向上のため、電気用品安全法など関連法令を改正する方向で検討に入った。購入から一定期間がたつと製品が作動しなくなる「タイムスタンプ」機能を製品に付け、消費者に定期点検を促す案などが浮上している。早ければ06年度中の改正を目指す。
このため経産省は、特定の製品について、購入から長期間たつと作動不能となり、販売店などで点検してもらわないと再起動しない仕組みを検討する。タイマーにあらかじめ設定した時期が来ると、自動的に回路に電流が流れなくなるような機能で、使用を続けたい消費者は点検を受けなければならない。


むーちゃーだー。

わざわざ開発コストをかけて製品寿命を定める意味がわからん。だって、製品寿命を定めるんだよ?伸ばすんじゃなくて。
この記事を見つけたところではこんな風に紹介されていて笑った。ソニータイマーだってさ。
[国内ニュース]政府がソニータイマー導入へ@自ニュF

あー。今年もよろしくお願いします。

2005年12月22日

[  些事極論  ]

東証誤発注事件はシステムの問題?

なんだかあちこち読んでいると、みずほが東証に誤発注した件は東証のシステム障害であるというオチになりそう。もうなってんのか?
東証&富士通というとつい最近も月次処理かなにかのときにコケたばっかりで批判が集中しているところだから、こういう流れになるのはわかるんだけどさ、ちっと違うんでないかい?と思う。
なにかジェイコム株で儲けた人がその利益を返上しようとかいうニュースをときどき目にするけど、これがどーにも気持ち悪い。なにかこう、通常の公式ルールの裏に明示されていない裏ルールがあるような感じがする。市場にのった売り注文に対応した買いを出して、それが成立した。そのことに対して、強制ではないにしてもペナルティを払わなければいけない理由がどこにある?むしろ自主的に返上しようとしているからよけいに気持ち悪いのか。
いやさ、おれも、「むしろ東証のシステムの実装がおかしいのではないだろうか。」とか「いかにもオペミスを誘発しそうな仕様だな。」とか好き勝手なこといったけどさ、月次処理でコケるのと誤発注を受け付けちゃうのとは内容が違う。誤発注を受け付けてしまうのはシステムの問題じゃなくて仕様の問題だ。富士通としては東証に、このように作ってくれといわれたらそう造らざるを得ない。

今回、1円で61万株という無茶な売り注文がとおってしまったのはシステムが障害を起こしたからではなく、もともとの仕様がそういう注文を受け付けるようになっていたからじゃないのか?
この件を「システム障害」と表現するのには、どうも違和感がある。

もちろんシステムベンダーに全く関係がないとは言わない。要求された仕様を満たした上でなお間違えにくいインターフェースを設計できた可能性はあるし、どんな状況でも取り消し処理などがきちんと遂行できるような仕組みを提案すべきだったかもしれない。しかし最終的な決定権は東証にあって、その意味では、仕組みに関する責任を富士通のみに背負わせることは出来ない。

関連の話題をあちこち見てみると、どうも「空売り」の規制は市場に出ている総株数ではなくて株価に着目したモノしかないようだ。これはなんだか変な気がする。
まぁ、俺の場合、そもそも「空売り」ってナンジャラホイというところから始まるので、仕組みをよく理解できてないかもしれないが。もしかすると本当は、問題として俎上に挙げるべきはシステムじゃなくて、「空売り」の仕組みそのものじゃないだろうか。

「空売り」なるものが必要ならばその説明を、もし「空売り」の制度に改善が必要ならば、改善方法を検討した上で、システムの内容検討はそのあと。

この「空売り」という素人目には実に投機的に見える仕組みが、本来は資本を調達するための場であるはずの株式市場でどういう機能を果たしているのか、まだ理解できていない。
この「空売り」なる仕組みは、ほんとうに健全なのかな。健全そうに見えないのは俺が素人だからかな。

いまさら素人どもに「空売り」の説明までできないから、システムの更新と首の挿げ替えでしのごうとしてんのかな、なんて勘繰っている。

2005年12月12日

[  些事極論  ]

とうしょうれがしー

とかいうとなんか競馬馬みたいだけど

ジェイコム株 東証、終日売買停止に@東京新聞

初値をつけた時点で自動的に、取引できる値段の下限(ストップ安)は五十七万二千円、上限(ストップ高)は七十七万二千円と決まった。同証券の売り注文も自動的に値幅制限の下限値「五十七万二千円」に変換された。同証券は繰り返し注文取り消しの操作を行ったが、売値が「一円」に設定されたままの状態だったため東証のシステムに認識されず、取り消すことができなかったとみられる。

えー。発注データが条件によってはかってに書きかえられちゃうんだ。それで発注を取り消すにはその書き換えられた後のデータを知ってないといけないのね。

いかにもオペミスを誘発しそうな仕様だな。

何でこんなへんてこな仕様になってるんだろ。受注ごとにユニークなコードを発行して管理してやればいいと思うけど。
あれかな、やっぱ、旧来の仕様をそのまま引きずっているからかな。某金融機関の発注システムのポンチ絵を見せてもらったことがあるけど、確か一昔前のISDNのモデムが何本かつながってて、この常時接続の時代にえれーナローバンドだなと驚いた記憶がある。

あー。なんかこれでシステムの乗せ変え需要とかでてくんのかな。こういうレガシーが足を引っ張っているパターンって、はたから見て論評を加えているだけのほうが気楽でいいんだけどな。ははは…はは…はぁ。

2005年12月09日

[  些事極論  ]

東証の設計?

みずほ証券、誤まって大量の売り注文 株式市場は混乱@朝日

8日の東京株式市場で、みずほフィナンシャルグループの中核証券会社であるみずほ証券が、1株を61万円で売るところ、1円で61万株と誤って売り注文を出し、300億円規模の損失を出した。これが原因となって株式相場は終日混乱した。

もちろんみずほの失態ではあるんだけど、むしろ東証のシステムの実装がおかしいのではないだろうか。
ジェイコムの発行済み株式数は1万4500株しかなく、みずほの売り注文株数はその42倍。実在する現物株数以上に売ってしまい、結果的に「空売り」する形となった。

株を知らない俺はここが理解できない。
こんなコマンドを受け付けてしまうということは、東証のDBには「発行済み株式数」にあたるカラムが存在しないのか?
場に出ている「売り」と「買い」の合計数と、実際に発行された株式総数がまったく合致していないということなんだろうけど、それでいいんかい。誰もそれをすりあわせなくていいのかい。俺の買った株は本当に存在してんのかい。

この場合はたぶん、(経済上の用語はよく知らないけど)システム上はみずほに対して株券を請求する権利を売り買いするってな扱いになっているんだと思うけど、ここまで馬鹿馬鹿しく乖離した数字での取引が成立してしまうのって、システムの品質が悪いのは置いておくとして、法律的にはどうよ。よくわからん。

みずほの発注システムの仕組みに改良の余地があるのはたぶん確かだけど、これ、むしろ東証側の仕組みのほうが問題が大きいのじゃなかろうか。

2005年11月06日

[  些事極論  ]

女系

なんかせっかくトラックバックをいただいたので反応してみる。

女性天皇容認論を排す 旧宮家から養子を迎えればよい

えー。女性天皇の容認などにはとくに意見はない。正直、どっちでもよろしいと思っている。
ただ、男系堅持の補強材料として遺伝子や染色体を利用するのは危険だからやめたほうがいいと思う。
遺伝子だの染色体だのは、天皇制が成立するために必要な要因では、まったくない。そこへ後付の理屈に下手に採用すると、逆にそっちの理屈に引っ張られて本体の天皇制のほうがゆがんでしまわないかなとの懸念は当然出てくるものと思うが、どうだろうか。

たとえば、遺伝子が天皇制維持の条件になったら、継承手段に人工授精とかも視野に入るが、ほうらごらん、こう考えるととたんに危険思想*1に見えてくる。Y染色体自身もまったくコピーエラーなしで続いているとは限らないしね。

↓このあたりの議論などを参考になさってみては↓
天皇制と科学kikulog


*1 追記:2005-11-07 12:10:54
 トラックバックもとの川村氏から、この(後から読み返すと微妙に失礼な物言いの)エントリに、丁寧な文章でコメントをいただいた。ちょっと恐縮している。
 ご指摘のとおりで、人工授精全般を十把一絡げに危険思想扱いする書き方は間違いの元。ここでいいたいのは、ある血統を維持するための手段としての人工授精がモラル的に危険なのであって、通常の不妊治療の人工授精とは違うということを追記しておきたい。・・・てかこういうのはその場でちゃんと書いてないといかんよね。

もちろん、もし遺伝学を天皇制の根拠として採用したならという仮定の話でしかなく、川村氏自身も「遺伝子が天皇制維持の条件だとは思っていません」と言明なさっていることだし、まぁ別に天皇制そのものとは直接関係のない話としてしまっていいと思う。

俺自身は天皇制に思い入れはないが、日本の長い歴史上で維持されてきた天皇制なるものの本質は、スライスしてプレパラートにのせたり電子顕微鏡で操作したりするようなものに宿らせたりする必要はないと思う。

ようするに、歴史上に時々発生する「科学のまちがった適用」の特徴を備えた話のように思えたのです。

2005年10月20日

[  些事極論  ]

暗黙の綱引き

小泉首相靖国参拝 「心の問題」決意貫く 中韓の干渉強く牽制@産経

小泉純一郎首相は十七日午前、東京・九段北の靖国神社を今年初めて参拝した。靖国参拝は就任以来五回目。参拝は秋季例大祭に合わせ行われ、本殿に入らず、記帳はしなかった。拝殿正面の賽銭(さいせん)箱にポケットから賽銭を投じ、一般参拝客と同じ略式の「自由参拝」(拝殿前参拝)形式をとった。私的参拝を強く打ち出した形だが、参拝中止を求めていた中国や韓国は激しく反発。韓国政府関係者は、十二月に予定されている盧武鉉大統領との日韓首脳会談の延期や中止を検討する考えを示唆した。
もともと靖国問題って、中韓が便利に使えるほとんどコストのかからない外交カードだったんだけど、なんだか小泉さん、参拝を強行することでこのカードの無効化を狙っているんじゃないかと思えてきた。

続きを読む "暗黙の綱引き"

2005年09月20日

[  些事極論  ]

あっちもこっちもそれどころではない

6ヵ国協議合意 共同声明の採択関連のニュース@ぐぐる様

なんかこー、ハリケーン直撃によりアメリカの内政問題が嫌な形で噴出したもんだから、こっちのほうを手っ取り早く済ませようって態度が透けて見えるような気がするのは、うがちすぎか?

北朝鮮のわがままぶりは今に始まったことではないし、アメリカの国内問題(それも直接的には自然災害が発端の)に文句をつけてもしょうがないので、考えるべきは日本としてどんなアクションがとれるかってことなんだけど…。

あんまり選択肢はなさそうだなぁ。小泉さん、郵政民営化にかかりっきりで、拉致問題とか本腰を入れる様子がみれないもんね。

2005年09月11日

[  些事極論  ]

選挙

選挙戦が始まる前に、「現在の連立与党が過半数割れするのはかなり確率が高いように思うが」なんつって書いた気がしないでもないけど、あけてみれば小泉自民党の圧勝くさいですな。

まぁ、あれだ。民主も勝てそうにない、みたいなこともいってたような気がするから引き分けということで、どうかひとつ(違)。

民主が負けた理由はいろいろいわれているけど、俺はやっぱりアクションがすべて後手後手に回ってしまったことが最大の敗因だと思う。もともと民主は内部の意見がばらばらなのがウィークポイントなんだけど、それを取りまとめるために、指標として「アンチ自民」を採用したのがまずかった。いろいろな意見を取りまとめるために、まずは党として勝つことを優先して、「自民党がああいっているから我々はこう言おう、この際意見の違いは勝ってからにしよう」とか言って、意見の差異を吸収してたんだと思う。郵政民営化にたいする意見のぶれ方にそのへんが現れている。
自民に対するアンチだから、まず自民のアクションをみてそれからそのアクションに対抗するわけだけど、イケイケ小泉路線にはそれでは対抗できなかったのね。
本来、民主は野党なんだから、守備側の与党に対して先手先手でいかなきゃならんかったけど、小泉さんがずっと攻撃側に居座ったもんだから結果的にディフェンスフェーズから抜けられなかったのが民主の敗因。郵政民営化に関しても、小泉さんの理屈のそのものはわりとザルなんだから、つけいる隙はあったと思うな。

岡田さんやめて小沢さんが出てくるようなことも今朝テレビでチラッといってたけど、小沢さん、まだ出てこないだろうなぁ。たぶん。

2005年09月07日

[  些事極論  ]

今回もやってます、政策CPプロジェクト


衆議院選挙2005プログラム
おうおう、やってるやってる。

後でちょっといじってみよう。

[  些事極論  ]

マニフェストなんか読むな?

国会議事録を読もう・言葉への信頼を取り戻せモジモジ君の日記。みたいな。
MM/Memo から発見した、「選挙のときは、履行されるかどうか未知数のマニフェストよりは、過去の実績を見るべき」という趣旨の文章。

マニフェストなんか読むな。読むべきは国会議事録だ。
なんて主張は、まったくもっておっしゃるとおり。でも気がつかなかった。

うちの選挙区は、民主党候補1と小泉派自民1、共産党候補1の3名で争っている。実質上、民主党VS小泉派自民の一騎打ちに近いと思われる。俺も誰に入れようか迷っていて、決め手がなかったんだが、なるほどそういう決め方はあるよな。

国会議事録検索システム

[  些事極論  ]

各党科学技術政策

2005年総選挙各党科学技術政策マニフェスト評価集 NPO法人サイエンス・コミュニケーション

後でじっくり読もうと思うけど、国民新党新党日本がねーな。
まー、対郵政政策新党だからないのもあたりまえな気がするけど。

2005年09月06日

[  些事極論  ]

第142条

何でダメなの? ネットを使った選挙運動@ITmedia

ネットを使った選挙運動は違法――公選法のこんな規定が、ネットユーザーを困惑させている。ネットで何をするとダメなのか。なぜダメなのか。公選法改正の可能性はあるのか、探った。
総務省は、Webサイトやメールが「文書図画」にあたると解釈。サイトやメールを使った「選挙運動」は、候補者も第3者も行ってはいけないことになっている。

えー、そうなのぉ?

この記事を読む限り、「自分はだれそれに票を入れる(or入れない)」と言う分には大丈夫なのかな?いやーでも、どうなんだろう。単純に「入れる(or入れない)」と表明するだけじゃたいがいエントリは成り立たないんで、普通は、なぜその人に入れる(or入れない)のかの理由を書くもんだと思うけど、そういうのも文書図画になるんだろうか。
と、いうかですね、有権者の便宜を考えるなら、ごみ箱に直行するようなビラよりも2窓開いて比べることの出来るWebの文章のほうが、各候補者の主張をより深く正しく解釈できると思うがどうか。

悪法でも法だから従わざるを得ないんだけど、公職選挙法ってずいぶんツッコミどころ多そうだな。

でもねー、釈然としないなー。
そもそもすでに選挙ネタでけっこうな人がいろいろ書いちゃってるんじゃないかなー

参考に公選法 (文書図画の頒布) 第142条 
すげ―文章が回りくどくて困る。
後でじっくり読もう。


追記:
特集:2005年 衆院選 マニフェスト比較@価格.com

あ、すばらしいぞ価格.com。ちょっとみなおした。

2005年08月11日

[  些事極論  ]

郵政政局

小泉内閣総理大臣記者会見[衆議院解散を受けて]

与党内郵政民営化賛成派VS与党内郵政民営化反対派、そこへ虎視眈々と漁夫の利を狙う民主党。
どうにも先が見えないような気がするのはなぜかというと、すべてのプレイヤーがこれといった決め手を持たないから。

現在の連立与党が過半数割れするのはかなり確率が高いように思うが、だからといって割れた議席を民主が占めるのかというとそれもちょっと難しいような気がする。
郵政民営化のそもそもの目的は、郵貯などの資金が非効率的な消費や不正に流用されないよう、民営化しちゃって流れを断ちたいのね。それをもって小泉さんは構造改革の切り札としたいんだけど、でも、それはそもそも非効率的な消費や不正な流用のほうをなんとかしろよって突っ込みがあるわけ。まぁ、そっちは敵が無慮大数になるから手を出しにくいっていうのはわかるけど。なんにしろ、この郵貯資金の問題は「郵政」の本質とは少しズレた議論の可能性はある。対して民営化反対派は、郵政をそのままにするとして、じゃあ郵貯資金の駄々漏れ問題をそのまま放置しとくのかよ、といわれるとそれに対する反論なり代案なりはあまりされていないよう(されてるかもしれないけど表に出ていない)。野党の民主に至っては、自民党の内紛劇にまぎれてしまって、はたして郵政民営化問題に党としてどれだけコミットしているのかよくわからない状態(に見える)。

けっきょく、有権者が政策(の一部)を選択することが投票によって政治家(と所属する政党)を選ぶことにほぼ直結しているのが現在の民主主義なんだけど、そこのところのゆがみがもしかすると出てきているのかも。たとえば、郵政民営化は賛成だけど外交政策上首相に靖国参りをして欲しくない人は小泉さんに投票するべきかどうか、みたいな。
もっとも、今のところこれ以上にうまくいく仕組みってなさそうなんだけどね。

いちおうはやりなのでヒトコトいってみました。

2005年07月13日

[  些事極論  ]

イギリスのテロ

英テロ実行犯4人特定、全員が自爆死か@読売

英同時テロ、1人逮捕 実行容疑者4人を特定、死亡か@朝日

同時テロ、英中部の住宅捜索@産経

最近ちょっと忙しくてほとんどフォローできてないけど、イギリスのテロで実行犯が特定された模様。
ニュースバリューでいえば911と比べても遜色ないほどの重大事件だけど、なんだかもうひとつはっきりしない雰囲気があるのが不思議だった。
最初は漠然と、本土を攻撃され慣れていないアメリカ人と古くからIRAなどと戦ってきたイギリス人の違いかなと思ったけど、特定されたテロ実行犯の背景が漏れ伝わるにつれてちょっと違う側面も出てきたように思う。

イスラム教徒ではあっても4人ともイギリス国籍で、利権的にいえばアルカイダやイラクからはだいぶ距離がある。薄っぺらいニュース記事から汲み取れる接点は彼らがイスラム教徒であるということだけで、イスラム=テロリストという簡便で愚かしい先入観を持って自分を貶めるつもりでないなら、こんな程度では接点ともいえない。

もしかすると今後の報道でいろいろ出てくるのかもしれない、彼らの戸籍が実は他人から買ったものだったとか狂信的カルトセクトに所属していたとかなんとか。しかし、いまのところは、実行犯が何を考えどのような動機の元に自爆テロに至ったのかのまったく見えない。イギリスのような先進国で暮らしていて、自分の仕掛けた爆弾と一緒に吹き飛ぶような行動をとるにはどのような心理が必要か。狂信とか貧困とか洗脳とか、わかりやすく「それだ!」とひざを打てる理由がないのがなんだか妙な雰囲気をかもし出しているのだ。
ビンラディンや麻原みたいな、シンボルとしてのわかりやすい悪役がいないのが、911と今回のテロ事件との違いなんだろうと思う。

もしかするとこれからも、接点の少ないあるいはほとんどないところから、独立してテロ事件が起こってしまうのだろうか。

当サイト的には笑い男事件や個別の11人を思い浮かべてしまうね。

2005年06月13日

[  些事極論  ]

靖国

靖国の歴史、A級戦犯、首相参拝、中国からの批判…… 「靖国問題」基本的なQ&Aよくわかる政治

靖国問題とは直接関係のないことでいくつか思ったこと。


物事の正否を裁判所で決めることは無理かも。

さて、靖国参拝そのものをめぐる訴訟はいくつかありますが、いずれも「原告に権利侵害の事実なし」という理由で棄却されています。
裁判所は畢竟、原告が被告を訴える場所でしかなく、ある事象ある行為が正しいか否かを決める場所ではないてことか。


↓↓これを読んで「ああ!」と思った。↓↓

なぜ、国立の無宗教慰霊施設は作られないのですか?
いろいろ考えられます。

たとえば、過去に自民党から靖国神社国立化法案が何度も提出されたように、慰霊施設としての「靖国神社」にこだわっている人々が多くいて、彼らがそのような施設の建設に反対もしくは無関心であるということがあるでしょう。

また、日本人には「神社は宗教ではない」という思想というか、発想があり、「無宗教の慰霊施設建設の必要性」をあまり重大に考えない人たちも少なくない、ということもあるでしょう。

そういやそんな気もする。
「神社は宗教ではない」という発想があるのはたぶん、一般的な神道のイメージには人がどう生きるべきかが提示されてないからじゃないかと思う。仏教の各宗派もキリスト教もイスラム教も、コーランに書かれていたり悪いことをすると地獄に落ちたりマリア様がみていたりして、何らかのかたちで人生の指針を提供している。日本人のシューキョー観にはそういう部分があると思う。しかし神社に祭られる神々は、自然の象徴だったり権威付けの根拠だったりはするけど、人としてこう生きるべきとは言ってくれない。


靖国ワイルドカード論

なぜ、中国は1985年になるまで、首相の靖国参拝に反対しなかったのですか?
いろいろな理由が考えられます。
    :
    中略
    :
そんななかの公式参拝に、日本との経済関係を進めていきたい中国は動揺し、いくつかの抗議声明を出して終結させようとします。しかし9月、北京大学の学生を中心とする反日運動が巻き起こり、中国当局は事態の収拾に追われることになります。

その結果、こうした民衆の自発的な運動を抑えるため、「靖国参拝には反対」を掲げざるを得なくなったのではないか、ということです。
    :
    中略
    :
1982年の「教科書問題」は、中国に「歴史問題カード」が日本に相当効果があることを認識させました。このカードを、中国は「靖国」でも使える、と判断したというものです。

はたして「靖国問題」を「カード」として中国が1985年当時、切る意思があったかどうかについては、若干疑問も残ります。しかし、1990年代後半以降、中国が経済的にだけでなく軍事的にも力をつけてきた段階で、この「靖国カード」がしばしば使われるようになったことはいうまでもありません。

中曽根首相は、なぜ「公式参拝」に踏み切ったのですか?
これもいくつか考えられます。「靖国派」の動きもあったでしょうし、当時、自民党の大きな支持基盤だった日本遺族会の意向もあったのでしょう(1年後には、参院選を控えていました)。

また、中曽根氏は古くから日中、日韓関係を深めることに努力してきた人です。韓国に訪問した際、韓国語でスピーチして韓国政府の人々を感激させましたし、日中関係も、このことは非常によい関係でした。

日本政府も、当時の日中関係を「今までの歴史の中でかつてないほど友好的な関係」と、その友好ぶりを評価していました。

そのことからすると、中曽根首相は、この状況なら靖国公式参拝もさほど問題にならないだろう、と、少し軽く考えてしまったのではないでしょうか。その中曽根氏にとって、靖国問題に火をつけてしまったのは、大きな誤算だったといえるでしょう。

こういう見方ってやっぱあるんだね。
…逆に、中韓には靖国カードをガンガン切ってもらうというのはどうだろう。
票田の確保とか、いま参拝を止めちゃうとタイミング的に内政干渉に屈した形になるのがいやだとか、いろいろあるんだけど、逆にいえば票田が納得しタイミングが合えば、スパッとやめちゃうと中韓は次に切るカードがなくなっちゃうんじゃないかな。

俺は、いまさら「神国日本」だの「万世一系」だのというナイーブで単純なキャッチフレーズが日本を国としてまとめることに貢献するとは思えないし、公式参拝とか本質的には必要ないんじゃないの、と思う。そもそも、個人や先祖の追悼なり埋葬なんて、むちゃくちゃプライベートな事柄じゃないか。

2005年05月02日

[  些事極論  ]

常識

科学常識このぐらいは――目安作り、文科省乗り出す読売

日本の大人には最低これぐらいの科学常識が必要――文部科学省が、そんな「目安」作りに乗り出す。子供の理科離れが問題になっているが、同省は「大人も科学を勉強していない」と指摘、科学者や教育関係者が今後、数年かけて検討し、望ましい「基礎的素養」を示すことになりそうだ。
 1999〜2001年にかけて、世界17か国の学術機関などが連携して、18歳以上を対象に、「ごく初期の人類は恐竜と同時代に生きていた」など科学分野の11問について正誤を尋ねた。日本の正答率は54%で13位。1位スウェーデンの73%、5位アメリカの63%などに比べ「常識の無さ」が目立っている。
で、その科学分野の11問が、以下のとおり。
 〈1〉地球の中心部は非常に高温
 〈2〉すべての放射能は人工的に作られた
 〈3〉我々が呼吸に使う酸素は植物から作られた
 〈4〉赤ちゃんが男の子になるか女の子になるかを決めるのは父親の遺伝子
 〈5〉レーザーは音波を集中することで得られる
 〈6〉電子の大きさは原子よりも小さい
 〈7〉抗生物質はバクテリア同様ウイルスも殺す
 〈8〉大陸は何万年もかけて移動しており、これからも移動するだろう
 〈9〉現在の人類は、原始的な動物種から進化した
 〈10〉ごく初期の人類は、恐竜と同時代に生きていた
 〈11〉放射能に汚染された牛乳は沸騰させれば安全

あー。前にも見たことあるな。
こんなの全問正解で当然だと思ったけど、そうでもないのね。つか、54%って正答率低すぎ。この結果は本当だろうか?

きちんとつめて考えてないので確証はないけど、これはたぶん教育の問題ではなくてマスコミとかエンターテイメントとか、そういう広い意味でのメディア全般にかかわる問題ではないかしら(とか何とかいっとくとそれっぽいエントリになる)。

いや、しかし、まじに、この54%って数字、本当?
ええと、ネタにするなら用語のあいまいさに突っ込んだりとか、それは単にもっとも有力な説でしかないとかいう主張を展開したりして煙に巻く方法もあって、ていうか検索するとそうやって更新ネタにしているサイトがいっぱい引っかかってくるんですが、それにしてもまさか、46%もの人がわざわざネタ的回答をしたというのも考えにくいしね。

科学技術に関する意識調査科学技術政策研究所
2002年の文章だな。


…皆さんはどんくらい出来たでしょうか。全問正解だよねぇ?

2005年04月27日

[  些事極論  ]

むしろ逆

そろそろ沈静化に向かいつつある中国での反日デモだけど、この愛国無罪ということば、どうも字面から思い込んでいた意味とはまったくベクトルが反対なようで。
「愛国無罪」と宋慶齢(孫文の未亡人):1930年代の中国愛国運動とその路程書評日記 パペッティア通信
「愛国心からおきた行動は罪ではない(ので窓ガラス割っちゃえ)」ではなくて、「愛国をかかげる我々を逮捕できるなら逮捕してみるがいい」という意味だそうだ。

…もしかすると例のデモで調子に乗って騒いでいた中国人達もこのことを忘れているんじゃなかろうか。

へぇーボタン押す代わりにメモ。
ここにはほかにも、読むべき価値のありそうな記事がたくさんありそう。

2005年04月19日

[  些事極論  ]

反日あれこれ

ぐぐる様ニュース「町村外相」
    唐家セン:町村外相と会談、議論は平行線のまま  中国情勢24
    中国前外相も謝罪せず 町村外相と会談 中日新聞
    町村外相の「おわび」強調 中国、反日の沈静化狙いか 共同
    中国の「町村外相がおわび」報道を否定・外務次官 日経
謝罪というのは要求するほうもされるほうも、けっきょくは政治的ゼスチャー以上の意味はないように思う。
別にあやまってくれとはいわんから、負傷や器物破損の補償と国内の治安回復に努めてくれ」くらいのことをスパッとドライに言ってもいいと思うけどね。

まぁ、ただ、日本側としてもあんまり藪をつつきたくねぇなと思っていることは理解できる。かといって何も言わないのも、日本国内からの突き上げがあるだろうから、つらいとこだわね。
中国側としては、反日デモが反政府デモに発展させたくないだろうし、ここはひとつ高飛車に構えて見せて、日本側から少し強硬な返事を引き出したいんじゃないだろうか。それとも逆に、ODAやらの増額でもひだしたかったのかな。
    日本が五輪ボイコット? 唐氏、町村外相に“懸念” 河北新報
これにはちょっと笑った。
そんなに気を回すくらいなら不用意に煽らなきゃいいのに。
オリンピックよりもまずさきに、日本企業がチャイナリスクを警戒して撤退や規模の縮小による経済の冷え込みとか、いろいろ心配することはあるんじゃないかな。
あと、まぁ、そろそろこんなことも言われているようだし。
中国こそ恣意的に歴史を解釈…反日デモで米紙論評 読売

【ワシントン=貞広貴志】中国での反日デモなどで日中両国間の緊張が高まっている問題で、米紙ワシントン・ポストは18日、「中国の身勝手な記憶」と題して、中国が日本に「歴史を直視する」ように求める一方で、自らは権力維持のため恣意(しい)的に歴史を解釈していると指摘する論評を掲載した。
↑この記事に関連してこんなサイトもあり。↓
中国反日デモについて「世界の民の声」をBBCで検証してみる木走日記
ちょっとおもしろかった。
めだつのは、わりあい中国が人権方面で評判が悪いこと。チベットのこととか、言われてみればそうだよね。

ただ、お互いが相手をこき下ろしているだけだと、あまり進展は望めないと思う。話が広がりすぎるからね(たとえば日本が戦争に踏み込んだ歴史と中国の対チベット政策を連結させるとスバラシクややこしくなると思う)。

で、反日とか日中関係とかに限らず、もう少し汎用的に応用できる視点としてこんなのをリンク。
中国や韓国の人ってなんで日本がきらいなの? と息子が聞いた。リヴァイアさん、日々のわざ
歴史の「歪曲度」ってどうやったら測れるだろう@リヴァイアさん、日々のわざ

難しいなと思うのは、歴史っていうのは、古生物学とか地質学みたいに、物理的な証拠を並べて誰にでもわかるやりかたでビルドできるモノじゃないってとこだよね。本当はそうあるべきなんだと思うけどさ。
ポイントはだから、他所の人たちの歴史と自分達の歴史を、等価値のものとして相対的に並べて評価することに当事者達の賛同が得られるかどうか(キモチが耐えられるかどうか)ってことだろうか。

[  ネットの中の様々  ,  今日のオチ  ,  些事極論  ]

積極的にうやむやにしてみる

中国2ch VS 日本2ch まとめ

11日?夕方 yahoo.co.jp攻撃される → viper、中国の画像掲示板(日本名:しなちゃんねる)に
                           友好親善活動開始、エロ画像貼りまくり。(ひろゆきも参加?)

基本を忘れるな!ネタやエロで友好がコンセプト

だ、そうで。
なるほど、これがVIPクオリティという奴か。


とりあえず今のところよくわかるのは、ネット経由での投票ほど信用できないものはないってことね。
日中双方で自動投票スクリプト(日本名:田代砲)を組んでぶっ放してる模様。ははは、ひでぇや。
さらに、前回のIKEMENに続いてNurupoが投入された模様。

意図的に問題の本質からずれているところでハテシナク大量のパケットが日本海を越えて東アジアを行き交っている様を想像すると、なんだかとてもすばらしいことのように思える。思えねーよ。
 
 
 
 
 
常務が素敵
 
 
 

2005年04月12日

[  些事極論  ]

局面

日本を対象とする抗議デモについてのコメント、中国外交部報道官中華人民共和国駐日本国大使館

中日関係に今日のような局面が出現した責任は中国側にないことを指摘しておかなければならない。日本側は中国侵略史など中国人民の感情を傷つける重大な原則問題に真剣に対処、適切に処理し、相互信頼を深め、両国関係の大局を守ることに役立つことに取り組むべきで、逆のことをやるべきではない。(中国外交部ホームページより)

【局面】という言葉の解釈によるんだけど、大使館の窓ガラスが割れちゃった【局面】はどう考えたって明らかに中国の責任だよな。だって中国の警察官がその場にいたのに、むざむざ割られちゃったんだもの。

こういう騒動は、煽る方向には簡単に引っ張ることが出来るけど、押さえる方向に引っ張るのは難しいと思う。
この発言は大チョンボじゃないかなぁ。

上記のチョンボ発言とは別に、日本と中国のスケール感の違いみたいなものはあるようだ。

中国政府が反日デモを「現状の規模」以上に拡大する気がない理由@絵文禄ことのは

とりあえず言っておくと「群衆3000人包囲、広州市の日本総領事館」という報道があるが、中国人は3000人のデモなど「たった3000人」だと認識している。日本なら300人か30人くらいのデモの規模じゃないだろうか。1万人とか3万人というとやや多く感じるが、あの天安門事件(6・4事件)のときは「100万人デモが敢行」されたのだ。北京で1万人といったら全然話にならない規模、中国人の感覚で言えば「何か騒いでる奴がいるな」というレベルである。
  • 今の中国で「反日」を叫んでいるのは、若いネットワーク上の「憤青(糞青)」と呼ばれる「反日厨房」がメイン。日本の2ちゃんねるの嫌韓厨が2ちゃんねらーからさえもバカにされているのと同様、糞青は中国人からもバカにされている存在。(中国でも「反日愛国厨房」は馬鹿にされている [絵文録ことのは]2004/10/21参照)
  • ただし、日本人でも隣国をバカにしないといられないメンタリティの人が案外多数の割合で存在するのと同様、中国では政府への不満を持つ層が反日で鬱憤晴らししている側面がある。特に地方出身の貧民層。
  • というわけで、とりあえずデモだけは許可。
  • しかし、それがこれ以上に拡大するのは胡錦濤政権としてはまったく望んでいない。ガス抜きできたら十分。反日を政策にはしたくない。

 
 
 
…って、え?え?頭文字Dって中国で映画化するの?(←観点が違う)

2005年04月07日

[  些事極論  ]

竹島 : 独島

正直よくわからんのでほうっておいたけど、「お前の田舎のことだろ」と某氏よりちくちくつつかれたのでやっと検索をはじめた。
つつかれたときは俺も、「あんなはっちゃける地域と違うと思ったけどなぁ」とかなんとかいったけど、どうもずいぶん前からこの問題はくすぶっていたようで、かの土地で古くから理髪店を営んでいるなじみののりちゃん(爺のほう、仮名)にメールインタビューを申し込んだところ、地元ではおおむね好意的に受け入れられていることがわかった。

↓たぶん、ネット上で見るもっとも冷静な竹島問題論↓
竹島問題の起訴知識
竹島問題をどうみればいいのか

日韓双方のマスコミの大半に欠けているのは、後半で申し上げた「日本海の管理」の必要性です。内海の国際的管理は世界の趨勢であり、早期に着手しなければ、日本も韓国も、竹島を失うこと以上のものを失うことになるはずです。

おお、なるほど。
この問題についてはかねがね、なんだか気持ち悪いなと思っててイマイチ手が出なかったけど、つまり、こういう損得勘定が裏っ側にひっこんだまま、双方とも妙なナショナリズムを前面に押し立てているのがそのキモチ悪さの出所だったんだな。

むしろ損得勘定をきちんと表に出したほうがまだすっきりすると思うし、合意点を速やかに導き出すには必要なことだと思う。

2005年01月18日

[  些事極論  ]

NHK番組改編祭り

アンテナに引っかかってきたもんから適当に。

http://www.wafu.ne.jp/~gori/diary3/000434.html
http://www.wafu.ne.jp/~gori/diary3/000434.html
朝日がまたでっち上げ派

http://finalvent.cocolog-nifty.com/fareastblog/2005/01/nhk.html
http://blog.livedoor.jp/biscute/archives/12319363.html
だってもともとの番組がほんとに偏向してたんだもん派

http://blog.livedoor.jp/zentoku2246/archives/12318270.html
http://d.hatena.ne.jp/harunalove/20050114#p1
NHKもうだめじゃん派

http://deadletter.hmc5.com/blog/archives/000087.html
http://deadletter.hmc5.com/blog/archives/000088.html
http://le-matin.air-nifty.com/asalog/2005/01/post_29.html
http://le-matin.air-nifty.com/asalog/2005/01/post_30.html
http://ishisaka.cocolog-nifty.com/opc_diary/2005/01/post_7.html
大物政治家の政治介入はイヤン派

http://ohnishi.livedoor.biz/archives/12304060.html
とりあえず俯瞰して並べちゃおうか派

(↑↑以上、茶化してカテゴライズしたけど、どこもそれなりにちゃんとしたサイトだと思う↑↑)

ええと、プレイヤーは

  • NHKで番組を作った人(と模擬裁判ネタを提供した人)

  • どうも、あちこち読んでいると偏向といわれても仕方ないような雰囲気あり。NHKもごくたまに批判的精神皆無の番組を流すことがあるよう。有名どころでは「奇跡の詩人」問題とか。
  • NHKの幹部

  • ただでさえ圧力によるものか単に偏向を修正したかったのかよくわからない上に、エビジョンイル問題と絡まっちまってさらにややこしくなってる。
  • 安部・中川

  • 安部さんも中川さんもせめて放送後にモノを見てから言えばよかったのにね。じゃないと、痛くもない腹を探られることになる。実際はどうアレ、何かを発言すればそれを圧力と解釈される可能性のある地位にいることはわかっているだろうに。
  • 朝日新聞

  • ネット上では評判悪いからなぁ・・・。安部・中川が番組の件で呼んだのか、NHK側から日常業務として訪れた際の雑談だったのか。なぜいまごろになって出したのか。中川さんが訂正しているけど実際のところどうなのか。

かな?

それぞれのプレイヤーが微妙に事実の一部分をぼやかしたり膨らましたりして主張しているのでよけいに混乱している。そいでもって、全プレイヤーにそれぞれ噛み付ける場所があるので、好きな人が好きなところに好きなだけ噛み付ける。楽しそうだなぁ。

とりあえず、番組内容が偏向していることと、大物政治家が実物を見ないで口を出すことは別問題としないとややこしくてかなわんね。

へー。こんなところがあるのか。

[  些事極論  ]

ミーガン法

ミーガン法のまとめ @ macska dot org

ネオリベラリスティックな衝動に抗して(ミーガン法 Part 4) macska dot org

再犯者率関連まとめ  日記みたいなモノ

性犯罪者の再犯率? Dead Letter Blog
健全な売り手/賢い買い手 Dead Letter Blog

「誰でも、自分でも、加害者になりうる」のか 児童小銃
「再犯者率」と「再犯率」 児童小銃

再犯率と再犯者率を混同しているっていうのはありそうな話。

ミーガン法の問題点として、性犯罪者の前科者の住所を知ってじゃあどうするの?って部分が置き去りにされているところがある。
自分の娘が殺される前に殺しに行く?嫌がらせをしてその町にいられなくする?
そもそも防犯の役に立つのかどうか。この町でできなきゃ他所いってやるまでだし、初犯の人間に対する牽制もできない。実際のところ、前科者の所在地を把握することが役に立つ場面って、せいぜい発生してしまった事件の容疑者選定で手間が省けるぐらいじゃないかな。それはそれなりに重要なんだけど。
ただ、本当に欲しいのは、あらかじめ用意された復讐の矛先じゃなくて、次の犠牲者が出ないようにすることなんだよね、きっと。

その上でなお居住地を公開すべしというなら、刑法なり何なりに「これこれの種類の犯罪を犯したものは出所後何年間(または無期?)人権の一部が制限される」との一文を明記すべき。

幸い、マスコミのあおりはともかく、警察も法務省もわりと冷静に見ているようなのでちょっと安心。たぶん警察のみが居住地を把握していて、一般には公表しないというのが妥当な線じゃなかろうか。

要するにマスコミに踊らされんなよって話なんだけど、なかなか難しいね。心情的には思わず踊っちゃうよな。

[  些事極論  ]

次はイラン

米国、イラン国内で偵察活動=ニューヨーカー誌 ロイター

また、中央情報局(CIA)の元高官は記事の中で、「これは、テロに対する戦いだ。イラクはその一つにすぎない。ブッシュ政権は広大な紛争地域を視野に入れており、次は、イランに対する軍事作戦を行うだろう」と話している。

うおぅ。これほんとですか。

これがほんとだとすると、小ブッシュはいくらなんでも調子乗りすぎではないか。核武装の意思を持つことが軍事的攻撃の理由になるとすると、どんな国にも言いがかりつけられるよな。極端な話、日本の政権与党自民党のえらい人だって、核をもつことを検討してもいいんじゃないかなー?みたいな発言はしているのだし。

いや、もちろん、これ以上核兵器を増やすことは反対なんだけど、核武装をやめさせるために軍事作戦を行うっていうのは、逆効果になるんじゃないだろうか。
もともとアメリカは強大な軍事力と核武装の両方を持っていて、アメリカがそれを使う意志をもっていなくてもそれなりの影響力を振りまいている。これに不公平感を感じている国が力で対抗しようと考えた場合、核などの大量破壊兵器でギャップを埋めようと考えるのは当然だろう。
たしかに、核武装しようとすると軍事攻撃しちゃうよんっていわれると核武装のコストは跳ね上がるけれども、そうするといつまでたっても彼我の差はうまらないわけで、現状を打破するためにはやっぱり核兵器が欲しい、こういう発想をさせないためには、国際社会で軍事力以外でなら一発逆転もありうるのだという雰囲気を作っていくことだと思う。

あと、核疑惑とテロを意図的に直結させているのもちょっと気に食わない。アルカイダの引き起こした911みたいな事件とイランの核疑惑はまったく質の違う問題であって、それぞれ別の対応があってしかるべきだけど、なんだか全部にテロという風呂敷をかぶせて一まとめにしてしまっている。

もしイラン攻撃が決定したら、小泉さんはどうするだろう。

米国がイランで情報収集、攻撃を計画か 米誌報道  CNN

ホワイトハウスはこの報道に対し、「不正確な情報だらけだ」と反論している。

ホワイトハウスはいちおう火消しに回っているようだ。そうなると気になるのは記事の信憑性だけど。
うーん。ニューヨーカー誌って、あっちではどういう位置付けの雑誌なんだろう。

2005年01月12日

[  セキュリティ  ,  些事極論  ]

その警告は無視せよ

広島市曰く「警告は出ますがセキュリティ自体には問題ない」 高木浩光@自宅の日記
広島市と高知県のWebサイトにアクセスするとセキュリティ警告がでる件について市に問い合わせたときのレポートが載っている。
・・・うーん・・・

自治体の職員の方もかわいそうだな−と思った。

いや、でも、これはいうまでもなく高木氏のほうが圧倒的に正しいのであって、自治体の職員がかわいそうなのは自治体側に責任がある。
ネット上の証明書の確認なんて、その辺の本屋さんにいって初心者向けのインターネットの本を開くと書いてあるような基本的な事柄であって、本来は知ってて当然なのだ。
だけどほんとの問題は、電話対応した職員個人のスキルの低さよりも、そういうスキルの人がシステム担当についてしまうorつかざるを得ないその状況だと思う。たぶん、行政全体での意識があまり高くないのだ。

こういうレベルで信頼が置けないところが、住基ネットがいまいち浸透しない原因だろう。

2004年12月24日

[  些事極論  ]

ウロボロス

イラク米軍基地への攻撃は自爆テロ?ぐぐる様にうす
   イラクの米軍基地攻撃は自爆テロ=マイヤーズ米統合参謀本部議長ライブドアニュース
   イラク米軍基地の自爆テロ犯はイラク軍服着用=カーター・ハム米准将ライブドアニュース

一度はロケット弾での攻撃と報道されたが、事態は更に複雑怪奇な様相である。

アメリカが実行したりあるいは実現したい非対称戦衛星などの情報管理、遠距離からの精密誘導兵器によるピンポイント攻撃、ステルス機や無人攻撃機、無人のコンボイにロボット戦車)と、テロリストが現実に実行している非対称戦機材弾薬の代わりに自分達の人命をすりつぶすことを前提とした、非番の兵士を含めた非戦闘員を標的にする攻撃)が、ちょうどお互いの尻尾をかじる蛇のような関係になっていると思う。

技術開発はまぁそれなりに進めるとしても、安全保障を本気で考えるのなら、このウロボロス状態をきちんと自覚することが必要だと思う。

2004年11月25日

[  些事極論  ]

参拝

靖国参拝「何も言わないことにした」と首相 産経
首相「大局的に中国と協力」 靖国参拝の継続示唆  産経
胡主席に貸しつくった 武部氏、靖国参拝問題で 産経

これね。どっちもどっちだと思うね。

中国とはいろいろと懸案があって、日本政府がどのような態度に出るにしてもさっさと対話をはじめるほうがいいことは明らか。中国側は、それらの懸案とは直接関係のないたったひとつの案件を盾にして協議のテーブルにつこうとしない。いままでさんざんサプライズを演出してきたのだから、その一環として参拝をやめてもいいじゃんと思う。さっさと中国の盾を剥ぎ取ってしまって話を進めたほうが国益にかなうのじゃないか。でないとこのまま、ガス田開発みたいな重要でわかりやすい問題もうやむやになってしまって、けっきょく話を停滞させている分だけ国益を損なうことにもなる。

逆に中国は、ちょっと状況を単純に見すぎているんじゃないかと思う。小泉君が参拝しようがすまいが日本の国政が変わるようなことはない。首相が参拝したからといって、あるいはしなかったからといって台湾との付き合いが変わったりとか、ガス田に関して何もいわなくなったり、領土問題で無条件に譲歩したりとか、そのあたりの対応が変わってくるわけではない。参拝をしなくなってもしばらく国内のマスコミがにぎやかになる程度じゃないかと思う。逆に日本は外交的コストをほとんどかけずに中国国内の対日感情を有利に誘導することも出来る。そして中国政府としては日本の要求を本質的な議論なしで無条件に突っぱねるためのすごく便利なネタをひとつ失うことになる。実際に、小泉さん「何も言わないことにした」とかいっちゃっている以上、来年の夏あたり、「もうやめました」なんてサプライズを用意しているかもしれないよ。

どうもよくわからないのが、戦後 生まれ 育ち の小泉さんがどうしてこうまで靖国参拝にこだわるのか。中曽根さんあたりならわからんでもないが。

いまさら日本の国体護持を「神国日本」みたいなイメージに頼らなきゃいかんとか、そういう考えなんだろうか。


追記:コメント欄で事実誤認を指摘いただいたのでちっとだけ修正。jankariさんありがとうございます。

2004年11月22日

[  些事極論  ]

交戦

TVタックル見てるけど。
イラクの自衛隊。
石破元防衛庁長官いわく、「交戦状態とは、ロケット弾を打ったのはわれわれだと国が宣言したときだ」という。
いや、まて。アルカイダは国か?テロリストって国家の正規軍なのか?
ひどいな。これじゃ天地がひっくり返るまで「交戦状態」にならないじゃないか。「交戦状態」にならないまま、自衛隊は攻撃を受けるリスクをずっと背負ったまま、反撃できるかどうかのシビアな判断を強要されつづけている。ひどいな。

もっとひどいのは、それをきちんと追求しない野党だけど。

2004年11月17日

[  些事極論  ]

元首

自民党憲法調査会がまとめた憲法改正草案大綱 ぐぐる様ニュース
   国際貢献で武力行使容認・自民が改憲大綱案 日経
   自民が憲法改正素案 「自衛軍」設置、女性天皇は容認  朝日
   自衛軍設置を明記 憲法改正自民原案 女性天皇認める 産経
   自民改憲素案 海外での武力行使容認 東京新聞
   「自衛軍」設置、「天皇は元首」明記 自民が改憲大綱素案 中国新聞


なんかだいぶテンコモリの草案が出てきた模様。

こまごまと突っ込みたい要素はたくさんあるが、とりあえず気になるのは天皇を元首として位置付けるかどうかという点。現在の日本国憲法に元首の規定はなく、国民統合の象徴として地位のみが規定されている。主権(統治の権利と責任)は国民にあり(政府見解は立憲君主制だそうだが)事実上は共和制に近いとの説もあるという。

まぁ北の彼の国も共和国を名乗っているので名称にこだわってもしょうがないが、はたして現在の国際情勢において憲法で制限があるとはいえ仮にも君主制をとる意味が、いまさらあるのだろうか。システムとしての立憲君主制の優位点ってなにがあるんだろう。

Wikipedia 日本国憲法 
Wikipedia 元首 
Wikipedia 立憲君主制 
Wikipedia 尾高・宮沢論争 
Wikipedia 国体論争 

元首を元首として機能させるにはそれなりの権限をもたせなければいけないが、いまどきの民主主義国家が世襲制度を持つ地位にそんな権限をもたせるのは難しいだろうし、もはやその意味もないだろう。
自民党草案では、元首という名称を天皇陛下に奉ることで何を狙っているのだろうか。

天皇陛下:国旗国歌「強制でないこと望ましい」 園遊会で 毎日

東京・元赤坂の赤坂御苑で28日に開かれた秋の園遊会で、天皇陛下が東京都教育委員を務める将棋の米長邦雄永世棋聖(61)に、学校現場での日の丸掲揚と君が代斉唱について、「やはり、強制になるということでないことが望ましい」と話す場面があった。天皇陛下が「日の丸・君が代」問題について発言するのは極めて異例。
 米長氏は招待者として出席。都教育委員の仕事について「日本中の学校で国旗を掲げ、国歌を斉唱させるというのが私の仕事でございます」と語ったことに対し、陛下が話した。米長氏は「もちろんそれはそうです」と答えた。

ちょっと前に話題になったこの記事なんだけど、これなんか俺には、今上天皇はほんとは「私の名を借りてあなたがえらそうな顔をすることはない」といいたかったんじゃないかと勝手に想像しているんだが。

[  些事極論  ]

殺し合い

ファルージャの負傷兵、残る3人の死因も調査へ 米軍 CNN

イラクで拉致のNGO女性、殺害か 家族らが悲しみの声明 CNN


ブッシュが再選されて、アメリカ国民は大量破壊兵器の問題などをさくっと度外視した上でイラク侵攻を是認した格好になってしまった。その理由は、ネオコン陰謀論からアメリカ人の国民性までさまざまに語られるが、現在のイラク侵攻が本来の「対テロ戦争」とは目標がずれているだろうことはたぶん間違いがないと思う。イラクの開放が額面どうりにうまくいってもたぶんテロリストはいなくならないし、現にいま話題のザルカウィグループはそのルーツをイラク国外に持つといわれている。
一方で、やっぱり武装集団のイラク国内での外国人を対象にしたkidnap feverが収まらないことも、事態が混沌としている無視できない要因だと思う。
一時期のイスラエルVSパレスチナみたいに(そういえばアラファト氏が死亡して、パレスチナ問題はどこに行くのだろう)、双方ともまともな論理がぶっ飛ぶほど頭に血が上った状態。今回のふたつの事件なんか、片や被害者はイラク人の配偶者を得てイラクに貢献しつづけた人だし、かたや無抵抗で寝転がっている負傷者を撃ち殺したという。そのみさかいのなさが非常によくわかる。双方の武装集団が尽きせぬ怒りを元に行動していることはよくわかるのだけど、その表現形はまったく他者の理解を得ること考えていない。
ここで双方の殺害者の非道に憤慨して見せるのは簡単だけど、問題は、この当事者全員がブチ切れすぎててお互いが間違った方向に突っ走る状況で、いかに流血の少ないシチュエーションに持っていくか、そのシナリオを見出せるかどうかだと思う。

そのシナリオがまったく見えないんだなぁ〜。

2004年11月08日

[  些事極論  ]

議論、かなぁ…

報道ステーションで古館一郎伊知朗が石原都知事にインタービューしている。
いや、どっちかというと石原都知事と古館一郎伊知朗がなんだか論争している。すごく隔靴掻痒。

古館さんがイラクでの自衛隊の扱いの話を向けると、石原さんは嬉々として北朝鮮の拉致問題を語る。一通り石原さんが吼えた後、古館さんがイラクの話に戻そうとすると、今度はまた嬉々として尖閣諸島(中国との領有権問題だっけ?)の問題を語りだす。なにいっても石原さんは自分の語りたいことしか語らない。古館さんはこれがまた話題を必死で元に戻そうとするけど、その話の戻し方がどうも強引で、石原さんに「あんたもうちょっと落ち着きなさいよ」とたしなめられている。
自衛隊イラク派遣問題のねじれは、対米関係の維持のために必ずしも当事者とはいえない問題に首を突っ込んでいることから生じている(と、思う)。イラクにどんな国になってほしいのかという戦略なりビジョンなりのない、つまり目的のないところでただ単に頭数だけ出しちゃったところにねじれの元がある(と思う)。
ただし、古館一郎はそこに気がついていない。古館さん自身もたぶん、ある程度の期待している答えみたいなものがあって、そこにどうにか誘導しようと努力してる様子がありありとわかった。インタビュアーの古館さん自身とインタビューを受けている都知事の間の距離感みたいなものをちゃんと自覚していれば、もうちょっとうまいこと話を誘導できたんじゃないかな。

都知事が自分のいいたことは山ほどしゃべってそれ以外の話題も強引に自分のしゃべりたいことにつなげてしまう人だっていうのはうすうす知っていたけど。いやいや、古館さん、あなたインタビュアーに向いてないよ…。

2004年11月04日

[  些事極論  ]

再選

接戦の末、ブッシュ続投決定。

ところでこの、選挙人とか暫定票とか、なんなのこれ。
意外と自由の国アメリカの大統領選挙はわかりにくいよう。

2004年11月02日

[  些事極論  ]

よ、大統領

アメリカ大統領選。まったくよめないねぇ、これ
今回はブッシュもケリーも超がつく大接戦。
米国のメディア各社も、世論調査の結果を発表するたびにほぼ半分で多少の変化があるだけの数値を出している。全体ではわずかにブッシュ有利か。

大量破壊兵器の有無とか、イラクとアルカイダとの関係とか、いろいろ間違っていたと現政権も認めているのに、なおブッシュがこれだけ支持を集めているのか。
町山智浩アメリカ日記ブッシュが勝つかもしれない理由その1現在6まであるなんかを読むと、ああアメリカって資本主義ではあっても民主主義ではないのかもしれない、なんて思ったり。というか、「おらが国の大統領に文句があるか」レベルで決まるのか。

また裁判で決まったりしたら笑っちゃうよな。
(それも乾いた笑いで)

2004年10月28日

[  些事極論  ]

日本人拘束ふたたび

ザルカウィ氏グループが日本人拉致、政府は事実確認急ぐ ロイター
なんというか、すごくタイミングの悪いところでこのニュース。
これはこれで相当インパクトのあるニュースなんだけど、やはり身近な直下型地震のほうが重要にみえるだろな。

以前の5人が人質になった時点からそうだったが、人質の人となりなんぞもはや問題ではなくなっている。
ザルカウィグループは、ひたすら外国人をとっ捕まえては気まぐれに解放したり殺したりを繰り返している。
イラク人質:これまで多数の外国人が被害 各国の例 毎日
そこに主張を通そうとか国際的支持を得よ