2007年05月16日
■巨大生物!?
うわ、うわ、うわわわわ
ギニアの漂着死骸はガチですごいものかもしれない@日々是魚を蹴る
すげー!
2007年04月03日
■プラナリヤ
なんかすごいの見つけちゃった。
(人によっては気持ち悪いかも)
頭にだけ脳ができるように制御している遺伝子を世界で初めて発見
彼は世界をどのように認識しているだろうか。
…はたして、人称は「彼」でいいのだろうか。もしや、「彼等」になりはすまいか。
2006年02月08日
■ひとだま
−プラズマの発光を用いて“リアルな3次元(3D)映像”の空間描画に成功−@産能研
- レーザービームを空間中にフォーカスし、空気をプラズマ化して発光させる技術
- 発生するプラズマの輝度・コントラスト・生成距離を制御する技術を開発
- 空気以外何も存在しない空間に“リアルな3次元(3D)映像”を世界で初めて表示することに成功

・・・火事の元?
2005年12月14日
■はやぶさの価値
気鋭の宇宙ジャーナリスト松浦晋也氏のHPにて「はやぶさの最新ニュース」。はやぶさはミッション延長が決まった。
JAXAの広報発表はこちら
この、はやぶさ関連のニュース。ものすごくドラマティックなのがいい。どきどきしながらワッチしている。
これで無事に帰還を果たして、サンプルリターンも成功していたらすげ―ぞ。ほんと。
残念ながら現在、スラスタのトラブルを抱え帰還に黄色信号がともっているが、逆にそれがまたワクワク感を盛り上げている。
この、はやぶさ関連ニュースがまとっているワクワク感は、ちょっといままでの日本の宇宙開発にはなかったものじゃないか。以前は、失敗か成功か二者択一でのみ語られていた(そしてセンセーショナルに報道されるのは失敗のほう)宇宙開発が、このはやぶさ関連に限っては、情報の開示が細かいからなんだろうか、まるで関係者の息遣いまで感じられるようなくらい、身近に感じる。
これはJAXAが、取材現場のマスコミ関係者を上手にミッションに巻き込んでいるからだと思う。
おれはもう、記事中にある川口プロジェクトマネージャのこの台詞にしびれまくっている。
現状、NASAもESAもサンプルリターンもおそらくプロポーザルを出せないだろう。少なくともはやぶさレベルまでは成功させなくてはならないから。
だからはやぶさ2があるとすれば、これは日本にしかできないだろう。是非ともやりたい。
かっこいいー!
2005年11月27日
■天晴れはやぶさ
遅ればせながら、めでたいなってことで。
いやーすげーな。
ミネルバは惜しかったけどな。
大型バイクより大きく軽自動車よりは小さいくらいのちっぽけな機械が、太陽の向こう側、光でも片道16分かかるようなはるか彼方で移動速度も毎秒何センチという非常に細かい制御でミッションを遂行した。
いやいや、ここ数週間、ネットのでのワッチが楽しかったこと。
後は無事に帰ってくるだけ。
2005年11月04日
■はやぶさ
はやぶさ管制室からのライブ中継@jaxa
はやぶさLive!@jaxa
ああ、すごい。むっちゃかっこいい!
これ、ほんとはむちゃくちゃ凄い話なんだよ。
月以外の天体にタッチダウンして、史上はじめてそこから試料を採集して持って帰るという遠大な計画。
マスコミとかもっともっと注目していいと思うけどな。この軌道図を見よ、はやぶさはなんと、地球から見て太陽の向こう側にいるのだ!
小惑星探査機「はやぶさ(MUSES-C)」のページ@jaxa
かりんとうみたいな小惑星イトカワがとてもラブリー。
2005年10月10日
■完走
DARPA GRAND CHALLENGE 2005 本日開幕
DARPA Grand Challenge速報:複数チームが完走、しかも僅差!
DARPA Grand Challenge:優勝はスタンフォードチーム, 賞金200万ドルを獲得
どちらもEngadget Japan[beta]より
去年は完走車がでなかった「自律ロボット車レースDARPA Grand Challenge 2005」で、今年はあっさり完走車がでたらしい。
惜しいのは、こんなに魅力的なお祭りがアメリカ国内限定イベントであること。DARPAの主催で、要は軍事技術の開発が目的であるためだけど、惜しいよな。いずれは民間に落ちてくるであろう技術だけど、まず最初はイラクのような場面で無人コンボイを組んで補給線を支えるために使われるのだろう。
たぶん、既存技術をブラッシュアップして実現できるだろうから、こういうのはむしろアメリカ一国で囲い込まないほうが早く発展すると思うね。
どっちにしろ、できると誰かが実証したら、それを真似するやつはずっと短い時間で実現するからな。なんとなくそういう類の技術のような気がする。
2005年09月30日
■男の使命
為生殖ができる性はメスに限られていることからもわかるように、生物の基本はメスである。だから、問題は、なぜメスは、メスだけを作らずに、ほとんどの種において子育てに協力しない、つまり、精子を提供することを除けば種の存続に貢献しないオスという余計で無駄なものを作るのかということである。オスという性を作ったばかりに、オスを生み育てるコストに加え、オスを探すコストまでがメスに重くのしかかる。いったいオスの存在理由は何か。
痛!いて!いてて、あいてて!いってー!
続きを読む "男の使命"
2005年05月17日
■ポイントは活動場所を選ばないこと
千葉工業大学、人を乗せてデコボコ道を踏破する「チャリべぇ」 〜車輪と4脚のハイブリッドロボット
あー、フチコマのご先祖様だ!
デザインとしてはタチコマのほうが洗練されているような気もするけど、見た目の味みたいなのはフチコマのほうがいいなぁ。おれって原作原理主義かも。
2005年05月13日
■電気人間
開発された燃料電池は、血液中の糖分であるグルコースを分解する酵素が塗られた炭素(電極)などを使用。酵素がグルコースを分解すると、電子が生じて電流が流れる仕組みだ。同研究グループは「発電量を増やし、体内埋め込み型の医療用具の電源などへの利用を目指したい」としている。血液から発電 東北大グループ、バイオ燃料電池開発@朝日
糖分から電子を取り出す際の媒介として、体内にある物質に近いビタミンK3などを利用。これまで研究されていた金属系の媒介物質より、体内で安全に電子を取り出すことができるとしている。
おお、なんかすげー。
分解されたグルコースは最終的にはなんになるんだろう。尿検査とかで「あ、あなた例の燃料電池入れてますね」とか言われるのかな。ガンガン発電すると血糖値が下がったりするのかな。将来、糖分を大量に摂取しながら自分の携帯を充電したり出来るようになるのかな。街中で携帯に充電してると、いきなり低血糖でぶっ倒れたりする人が出てくるようなるのかな。血糖値を下げるためにヘルシア緑茶を飲む代わりに人の携帯を充電したがる人がでてくるようになるのかな。
いろいろ妄想が出来るじゃないか。
2005年04月25日
■断食月決定用人工衛星
【カイロ=萩文明】イスラム諸国会議機構(OIC)は、太陰暦を使用するイスラム教徒の宗教行事の開始日が国によってずれる現象を防ぐため、月を観測する人工衛星を打ち上げる。ロイター通信が二十四日伝えた。
イスラム諸国では高位宗教者などが、イスラム暦九月の新月を目で見て確認し、宗教行事のラマダン(断食)入りを宣言する。このため悪天候で月が見えない国は、ラマダン入りが他国より遅れることになる。こうした「ずれ」は毎年のように問題になっており、OIC広報官はロイター通信に「人工衛星が解決するだろう」と話した。いっしゅん、へぇそんな需要もあるんだ、と思ったけどさ。
…
天候のいいところから、テレビ中継とかってダメなの?
2005年03月17日
■空の蒼
空はどうして青く、夕焼けはどうして赤いのですか? キリヤ化学 Q&A
あえて聞かれるとなかなか難しい問題。
たとえば俺が甥っ子に説明をせがまれたときにどうするのかと考えると、まず光には波長というものがあって云々、プリズムに光を通すと色別に分かれて云々、波長の短いのが青や紫で波長の長いのが橙から赤で云々っていくつも説明した後で、やっと本来の空の色の話題にたどりつく。
さらに、これは地球限定の現象であって、火星では昼と夕方の色が逆転しているらしい。
さらにさらに、光の三原色とか、どうしてRGBの三色の光があればどんな色でも再現できるのかとか、語り始めるとこれがなかなか。要するにそれは人間の色覚細胞が3種類あるからなんだけど、なんで3種類なのとか、じゃあ5種類あったらどうなのとか、話題は際限なく広がっていく。
2004年10月14日
■XPRIZE 獲得!
SpaceShipOneがX2に成功、X Prize賞金1,000万ドルを獲得
ANSARI X PRIZEに挑んでいたSpaceShipOneが4日(米国時間)、カリフォルニア州モハベで飛行2回目(X2)を成功させ、賞金1,000万ドルを獲得した。
1,000万ドルつーと、日本円で約11億円くらい?
我々庶民から見れば大金に思えるけれども、一から新種の飛行機を開発したことを考えるとたぶん足が出ていると思う。高度を稼ぐためのWhite Knightと実際に弾道飛行をするSpaceShipOneの2種類の機体を設計し、さらにSpaceShipOneで使っているハイブリッド型ロケットエンジンは確か既製品じゃなくて新開発の奴だからそのぶんもある。正確な数字はちょっとわからなかったけど、賞金の倍以上の金額がかかってるんじゃないだろうか。いや、もっとかかっても不思議じゃない。F15なんか完成品を買うだけでも10倍以上かかるからね。
そうはいっても、この成功には賞金以上の価値はある。
ヴァージン、民間宇宙旅行の2007年実現を目指し米ベンチャーと提携 CNET JAPAN
Virgin Galacticは自己資金で宇宙船の建造や関連機材の構築、旅行会社の運営を行なう。同社は来年はじめに株式会社となる見込みで、2007年には初の宇宙飛行が実施される見通しだ。目ざとい経営者は早速それをビジネスにしようとしている。最初にヴァージンが手を挙げたって言うのは、なんだか納得してしまう話。
「VSS Enterprise」での2時間の宇宙飛行を楽しむためには、飛行前に最低3日間のトレーニングを受け、1人約19万ドルの料金を支払うことになる。同社は来年初めから預かり金の受付を開始する予定で、現在すでに宇宙飛行希望者の登録を受け付けているという。
19万ドルというとだいたい2千万円くらいか。最初のうちはすごい金持ちかスポンサーのついたタレントとかに限定されるだろうね。
宇宙旅行とは言っても今はまだ弾道飛行でしかない。空気があるところよりもちょっとだけ、ほんのちょっぴり高いところに飛び出しただけだ。魚が水面で跳ねたようなもの。
でも、たとえ好事家の観光旅行やバラエティ番組の一環だったとしても、実績を重ねていけばやがて量産効果もでてくるだろう。
そうやって、本物の宇宙に少しだけでも触れているうち、トビウオが胸鰭を広げることを思いついたみたいにひょんなブレイクスルーが生まれるかもしれない。
X PRIZEそのものも、次なるステージを模索する動きが早々と出ている。
宇宙から人類へ、X PRIZEの新たな挑戦…コンテスト内容の提案を募集 PCWEBニュース
Ansari X PRIZEを主催したX Prize Foundationは7日(米国時間)、シンクタンクのWorld Technology Network(WTN)と共に、X PRIZEの次のステップとして、WTNを中心とした新たなテクノロジ開発コンテストを実施することを明らかにした。
可能性として、医療分野におけるガンやAIDSの克服、人工知能・テレポーテーション・ナノテクノロジ・常温核融合・仮想現実システムなど技術分野で聖杯を見いだすような成果、UN Millennium Development Goalsに含まれる地球規模の取り組みなどを挙げている。
このような条件はあるが、WTN X PRIZEのテーマは"人類"であり、まずはコンテストの分野や内容について、「地球に住むすべての人から広く提案を求める」としている。提案は同組織のWebサイトで受け付けている。順調に進めば6カ月以内に最初のコンテストを発表するという。
もしかすると将来、X PRIZEはいまのノーベル賞みたいに、科学の世界を代表する世界的なニュースのひとつになるのかもしれない。
アメリカン人はこういうお祭りの作り方が本当にうまいなぁと思う。
2004年09月29日
■113番目
2004年09月27日
■ルーツ
中堀教授によれば、このDNA構造の違いから、日本人男性は、2万年以上前、アジア大陸から日本に移住してきた「縄文系」と、3000年前から朝鮮半島経由などで渡来した「弥生系」に大別できるという。
2004年09月07日
■空耳でしたとさ
はじめてのお付き合いが始まるのかの続報。
SETI@Homeの謎の信号、異星人からの通信ではなかった CNET Japan
「問題の信号らしきものは、ドップラー・ドリフトレートが大きくずれすぎているため、ET(地球外生命体)からの信号とはどうしても考えられない」
うーん残念。
2004年09月03日
■はじめてのお付き合いが始まるのか
電波は昨年2月までに計3回観測され、次第に強くなる傾向があった。世界中のボランティアのパソコンをインターネットで結んだ解析作業によって、電波の受信が確認された。現在、電波は消えているという。
2004年08月11日
■ペルセウス
2004年08月09日
■さぁ、死んだ鯨の気持ちになってみよー
2004年07月09日
■パワードスーツ
筑波大発ベンチャーがロボットスーツを開発 リハビリなどに活用 フジサンケイ
人間が何か行動を起こそうと考えると、筋肉を動かすため、皮膚の表面に微弱な電気信号が流れる。HALは、皮膚に取り付けた「表面筋電位センサー」という超小型感知機でこの信号を読み取り、即座にコンピューターで、人間がどのような動きをしようとしたか解析する。
うおお、かっちょええ〜。強化外骨格だぜ。
米軍が歩兵用に同種の機材を開発しているけど、日本だとこういう技術が民生品から出てくるんだよね。
まぁアメリカと日本では政治的な状況が違うので、一概に比べられない。でも、戦争がなくても技術は勝手に発展するのだといういい例になると思う。
2004年06月30日
■きゅうけつ
今回販売が認められたのは、フランスのRicarimpex社が150年にわたって品種改良してきたという、水中に住む種類。FDAは、同社が提出した管理方法や、これまで治療に用いられた実績などを評価して安全性を認め、販売を認可した。
ひぇー。蛭ですか。
いや、治療に役立つのならカタツムリでもタガメでもおたまじゃくしでも使えばいいと思うけど。
瀉血ってったら、なんだか中世ヨーロッパの時代劇とかで、医者がろくに器具も薬もない状態で唯一有効な治療法としてだらだら血を流すようなシーンを思い浮かべるよね。
実際治療効果としてはどんなもんかとぐぐって見るとこんな文章がある。
瀉血 phlebotomy さんちゃんのさいと「医療への道」
1) 多血症 polycythemia.
真性赤血球増加症 polycythemia vera および続発性.
2) 原発性ヘモクロマトーシス primary hemochromatosis.
※ 続発性では,貧血を伴う事もあり,基本的に瀉血を行わない.
3) C型慢性活動性肝炎.
※ 特に interferon が効きにくい症例.
4) 肺水腫.
5) 晩発性皮膚ポルフィリン症 porphyria cutanea tarda.
6) 新生児の高ビリルビン血症 Neonatal Hyperbilirubinemia.
※ 輸血と併用.
7) 脳血栓 cerebral thrombosis 時の血液希釈療法.
※ Hct 35 % を目標として瀉血し,同量の低分子デキストランを補給.
さすがに中世の昔みたいに万能の治療法とまでは行かないが、限られた症例には有効な場合もあるようだ。
それにしても、蛭なんか使わなくても・・・。
注射器使っちゃいけないの?
2004年04月26日
■バトーの目、素子の耳
人工眼の試作に成功…愛知のメーカー 読売
「人工視覚システム」中間評価報告書(案) NEDO
生体ハックという意味では人類には古くからの薬学の歴史がある。薬学とはつまり、化学の知識を利用した生体(主に人体)に対するハックとクラックの体系である。そして今、ついに我々は電子的な手法での生体ハックの体系を手に入れるかもしれない。
電気的刺激による医療器具といえば一番最初に思い出すのは心臓ペースメーカだろう。これは負傷や疾病などで機能不全を起こしている生来の心拍制御系の代わりに、動作原理からしてまったく別系統のシステムを外付けであてがって代用品とするものだ。それは正しくハッキングと言える。しかし、今我々は、その生体ハックの対象を感覚器にまで広げようとしている。すでに人工内耳は実用化されている。
ていうかさ、やっぱバトーを思い出すよね。
まだまだ、攻殻機動隊の世界を再現するには圧倒的に解像度が足りないけど。
基本的に野次馬根性で申し訳ないが、人工内耳に関しては人工内耳友の会−東海支部−が面白かった。漫画版の攻殻機動隊では、草薙素子のせりふで入れ替えたばかりの聴覚素子が調子が悪くて云々というのがあって、それをはじめて読んだ当時はおお!と思ったものだが、それが必要な方々にとってはすでに日常会話だったんだな。中でも特に興味深かったのが、無線LANと人工内耳という文章。こういう、実際に使用されている方の体験談というのは面白い。ほかにも、人工内耳というインターフェース利用して機能を拡張する機器の紹介とか、さまざまなハードウェアも開発されているらしい。
攻殻機動隊の世界では、一般人の健常者も何の抵抗もなく感覚器に対するインプラント埋め込みを行っていた。今の機材は研究中の人工眼も人工内耳も人間が生来持っているはずの感覚機能と比べればだいぶ解像度が低いし、それを利用するためにはかなり侵襲性の高い機材を外科的に埋め込まなければいけない。これがもし、人間の感覚器に匹敵したり凌駕したりする解像度を持ち、手ごろな侵襲性の低さで利用できるようになれば、健常者にも需要が出てくるだろうな。
サイバーパンクな世界はすぐそこだ!
2004年04月09日
■めざせあの空の向こうを
民間ロケットの宇宙遊覧飛行、米が初の免許交付
おそらく、世界で一番へんてこな飛行機を作っているスケールドコンポジット社のスペースシップ1がFAAに正式な認可をもらい、はれて大気の外を目指す資格を得たという話。
記事のタイトルは”宇宙”遊覧飛行となっているが、実際のところは大気圏のちょっと上までひょこんと飛び上がってすぐに戻ってくる弾道飛行を行うというもの。ソユーズ、アポロ、シャトルや神船とはだいぶ話が違うのに注意。いわゆる衛星軌道にまでは到達しない。必要な燃料もパワーもぐっと低くてすむので比較的難易度は低い。
このスペースシップ1はXプライズという賞金つきレースにエントリしている機体のひとつ。Xプライズとはなんぞやという向きにはこちらなんかをどうぞ。
スケールド・コンポジットもXプライズも、政府の絡んでいないまったく民間の組織だったりするところが、きっとアメリカの底力を現しているんだろうな。
2004年03月27日
■そう、僕らはここにいる
You are here: Earth as seen from Mars
「あなた方はここにいる」
そう、僕らはまだそこにいる。
Looking Back at 'Eagle Crater'
「イーグルクレータを振り返って、見る」
君がたどった道の、わだちが見える。
いずれ僕らも、その道をたどる。待っていろ。
2004年03月19日
■ほかほか
「モバイル向け燃料電池」も“秒読み”――日立がカートリッジ方式展示
軽くて長時間駆動が可能で補給の容易な持ち運びできる電源というのは、大変に重要なアイテムだと思う。ノートPCやPDA、携帯電話だけの話ではない。たとえば医療器械なんか、応用範囲がありそうじゃないか。
ただ、この記事をよんでいて気になったことがある。
DMFCはメタノール水溶液と空気を直接電極に供給して発電する。発電時の化学反応で発生するのは、水と炭酸ガスのみという環境配慮型エネルギーでもある。俺は最近、べりきゅーとちゃんにCDから吸い上げたMP3データを仕込んで、毎朝それを聞きながら通勤している。べりきゅーとちゃん本体はコートか背広のポケットの中である。多くのPDAはそのように使われると思う。メールチェックとかでダウンロードのコマンドだけだしといて、ポケットやかばんの中にしまったままPHSかなにかで通信をさせて、しばらくしてからおもむろにPDAを取り出し内容を確認するとか、そんな使い方をしているビジネスマンは多いだろう。
さて、もし、そういった使われ方をしている機材に、メタノール式の燃料電池が使用されいた場合、どうなるだろう。
ポケットの中、蒸れるんじゃなかろうか?
2004年03月03日
■夕暮れの蒼
けっきょく今朝の発表は、前々からいわれていたことの直接的な証拠が出てきたってだけの話で、重要であることには間違いないんだけど、まぁ肩すかしかなって感じ。重大発表だなんて気を持たせた割にはね。
NASAとしては要するに「すごいでしょう、すごいんですよ。だから予算のほうどうかよろしく旦那方」てなとこでしょう。
むしろ興奮した記事はこっち。
火星探査車オポチュニティー、空を青く染める火星の日没を撮影
JPL発表の日没動画はこちら。
つまり火星の一日は、淡い桜色の日差しが燦燦と降り注ぐ昼間から、やがて、まるで太古には火星にも存在したといわれる海の底から見上げるような蒼い静かな夕暮れへと移ろってゆくのだ。
なんというか、旅情までをも感じさせるような不思議な光景ではないか。
NASAって宣伝がうまいなぁ。
■水があったんですよ
火星の一部がかつて水に覆われていた証拠を発見
火星に水の証拠、NASA 生命存在の可能性高まる
火星の岩石かつて「水浸し」 NASA、探査車着陸地点
けっきょく、引っ張ったあげく、火星にも昔は水があったんですよという話。
正確にはオボチュニティに調査した岩が、昔は水に使っていた証拠があったんですよといっている。
ま、水があるってことと火星に生物がいる/いたということとは必ずしも直結はしないけど、期待は持てますな。
それよりもっと確実なのは将来、人類が火星にたどり着いたときに、飲み水や燃料をそこで手に入れることが期待できるってこと。もしかしすると、出かけるときの荷物を大幅に減らすことが出来るかもしれない。
火星でも人類が繁栄できれば、安心できるんだけどなぁ。
しかしそれにしても、俺の大爆発しちゃった妄想はどうしてくれる!。
2004年03月02日
■うわぁん もったいぶるなよぉ
火星探査で「重要な発見」=あす発表へ、水の存在確認か−NASA
いや、その、水があるかどうかくらいは、さらっと発表してしまってもいいと思うんだけどな。地球にコレだけたくさんある物質だから、比較的環境の似ている火星に痕跡程度のものが残ってたとしてもさほどびっくりするようなモンでもないような気がする。ずいぶん昔から言われていたことだし。
スピリットもオボチュニティも岩を掘削(というか研磨?)する機械と顕微鏡を搭載しているので、微生物の化石でも見つけたかと思ったけど、火星にはほとんど地殻変動がないそうだからそれも考えにくい。
もしかすると、フレッシュな生き物(そのものじゃなくても死体か何かとか)を直接発見したのか?
早く発表してくれないと、妄想大爆発だ。
実はこっちのほうがよっぽど衝撃的だったりして。(こちらより引用。QuickTimeが必要)
2004年01月28日
■ぼよよん兄弟到着
オボチュニティ、オボチュニティ、オボチュニティ
舌噛みそうだね。
スピリットの双子の兄弟であるオボチュニティが、無事に火星にタッチダウン。ぼよよん。
オボチュニティもスピリット同じく、適当に減速した後エアバッグに包まれて地面に放り投げられるという着地方法。ぼよよんって。よく壊れないもんだね。
いっぽう、先にぼよよんって着陸した兄貴分のスピリットは火星で最初の一夜を過ごした。日が差さない夜の間は発電が出来ないので、サスペンド状態で過ごしていたはず。しかし朝を迎えたとき、なんだか様子が変になっていたという。いちおう通信は確保しているようだが、ステータスデータしか送ってこないらしい。どうもきちんとサスペンドに入らずに、一晩中再起動を繰り返していたようだ。原因はフラッシュメモリの制御ルーチンの不具合だということ。うわぁフラッシュメモリだって。俺の持ってるデジカメもコンパクトフラッシュだぞ。まぁ民生品がそのまま使われているわけはないだろうけど。まさかハードディスクを搭載するわけには行かないからあたり間といえば当たり前だね。でも、不具合がハードじゃなくてソフトにあるっていうことは、かなりの確率でリカバリできるということ。ハードだったら修理にいけないもんね。有人飛行じゃないんだから。NASAの探査機のOSはVxWorksが多いっていうのは、個人的メモ。
2004年01月26日
■月はどっちに出ている?
大統領の支持率58%=宇宙政策は反対62%−米紙
米大統領、有人飛行計画に一切触れず…一般教書演説
ふふ〜ん。
アポロのころは、米ソの強烈なライバル関係があって、天文学的な予算も注入されたわけだけど、中国の神舟はアメリカのライバルとして有権者にはアピールできなかったか。いっそ、さっさと中国人に月までいってもらったほうが宇宙開発は促進されるかも。
ようするに、実はブッシュのハッタリである匂いがぬぐえないから、いまいちアピールができなかったのだろうけど、NASA周辺の関係者は真の目的は「シャトルと宇宙ステーション計画廃止」か上/下なんちゅう憶測もささやかれている。
パイク氏は、ブッシュ政権が新宇宙開発計画を発表した動機を疑っているという。新たな月面着陸が実現するのは、ブッシュ大統領が再選されて2期目の任期を満了してさらに最低でも11年経ってからのことだと、パイク氏は指摘する。
(中略)
「政府は、現行の有人宇宙計画を見て、その目的がわからないという結論に達した。そこで、今までの計画を段階的に縮小しようとしている。そして、ブッシュ大統領は新たに野心的な計画を始めたとして、功績を讃えられるというわけだ」とパイク氏。
そうかとおもうこんな記事。ロシアも火星有人飛行に名乗り。なんと費用はメリケンの10分の1
具体的な計画が書いてないので10分の1という値段に根拠があるかどうかわからないけど(計画があってもわからないかも)、ロシアにはアメリカも持っていない宇宙空間での長期滞在の実績があるから、そのあたりが自信の源となっているんだろう。なにせミールを運用していた時代には予算不足で、滞在していた宇宙飛行士を迎えに行くソユーズを打ち上げることができなかったくらいだ。やはりこれは神舟効果なのだろうか。
(1月27日修正:リンクする記事間違えちゃいました)
2004年01月20日
■さよならハッブル?
NASA、ハッブル宇宙望遠鏡の延命断念
スペースシャトル退役の発表を受けてのことだそうだ。
スペースシャトルには冗談みたいにでかい荷台がついていたが、今度のOSPでは、候補に上がっているどのモデルも人間とあとはちょっとした荷物くらいしか積まない仕様になっているようだ。シャトルは、そのでかさに任せて、実験施設ごと打ち上げて短期の宇宙ステーションみたいに使ったり、シャトルが昇れる程度の低軌道にいる衛星を捕まえて修理したりってことができた。まさにハッブル宇宙望遠鏡などは、シャトルでメンテナンスをしに行くことを前提として運用されているようだ。そのおかげで宇宙機としては例外的に巨大で複雑な機体になってしまい、コスト高の、事故の内容によってはリカバリの難しい(たとえばコロンビア事故)、面倒な乗り物になってしまった。なぜそんなに面倒なことになっているのかというと、要するに荷物と人をいっしょに運ぼうとしているからだ。荷物だけであればさほど気密や保温や衝撃に気を使わなくてすむし、旅の間に消費する空気や水や食べ物を持っていくこともない。場合によって打ち上げ費用を抑えるために若干の成功率の降下には目を瞑ることができるかもしれない。逆に荷物をあきらめて人間だけ乗せれば、馬鹿でかい荷台がなくなる分だけ、機体を小さく軽く、単純で丈夫な仕組みに作ることができる。小さく軽いから、1回の打ち上げ費用も安く済み、単純で丈夫だから事故のおきる確率も下がる。OSPはその反省を踏まえて、まず人間だけを安全に行き来できるようにしようとする発想だな。こういう議論は「われらの有人宇宙船ふじ」でもされていたのだけど。というか、俺もそこからパクって書いてるのだけど。
で、まぁ、荷台つき万能トラックが使えなくなるんで、そのトラックがないと使えなくなる望遠鏡もやっぱり使えなくなるんだよってのが冒頭の記事。
ふむ、そうすると、あと足りないのは、推進剤の消費が少なくて軌道遷移能力の高いロボットアーム付きタグボートのような有人宇宙船ではないだろうか。タグボートがあれば、いまのISSを資材集積場兼飯場兼修理工場のように使って、ちょっとした故障や推進剤切れで使えなくなった衛星を再生できる(ISSを修理工場にするアイデアは俺のじゃない、どっかで見たことがある)。衛星のある軌道まで修理に出向いてもいいし、ISSまで引っ張っていってもいい。コロンビア事故みたいな事例のレスキューにも使えるかもしれない。
一瞬、このタグボートを日本が作ったらいいじゃないかと思ったりもしたけど、いまの日本には有人で軌道にアクセスする手段がないのでむずかしいだろう。ちなみに、
われらの有人宇宙船ふじ
にはアームつきの拡張モジュールの提案とかもあったね。でも、現状では有人は試作/試験から運用までアメリカかロシアか中国に頼らざるを得ない。この3カ国が共通の規格(ドッキングポートとかね)で宇宙船を作って、日本はそれぞれが提供する有人飛行サービスを自由に選択できるってんなら、実現性は高いだろうけど。現状ではなんだか難しそうだな。
OSPの次はタグボートが必要だとか言う議論はいずれ出てくるであろうから、とりあえず今ここに書いておこう。そして、いつかこんな内容の報道があったら、俺はきっと「ほうれみろほうれみろ」とかいいながらあちこちにこのエントリのリンクを張りまくるのだ。
間違いない(←長井秀和って面白いか?)。
2004年01月19日
■ついにクローン
夫の体細胞クローン胚、妻に移植…米研究者が発表
いやいや、ついにでてきましたね。
その昔、トンデモ宗教団体ラエリアンムーブメントがクローンを作ったってニュースがあって、うちでも紹介したけど。アレとは違う話なんだろうか。けっきょくクローンエイドのクローンは、作ったという主張だけはしているけれども、DNA試料の提出を拒否していて、要するに嘘っぱちではないかということだ。
さて、トンデモは置いとくとして冒頭の読売の記事に戻るけど、まずクローン技術そのものに疑問がある。以前にラエリアンの記事を紹介したときは、同時に全てのクローン動物、「遺伝子に異常」−−ドリーの生みの親が発表 という記事も紹介した。その以外にも、霊長類クローンは困難なんて記事も見つけた。こんな状態で人間のクローンに手を出そうなんざ、犯罪的に無謀というほかない。とても誠実とは程遠い、ひどい博打行為だ。その博打の掛け金は人の命だし。
それともうひとつポイントがあって、これも前に書いた気がするけど、こっちのほうがテクニカルな話題より重要。
つまり、生まれた子供が、普通の子達と同じように自分の幸せを追求することが、その子達を迎え入れる側に許せるかどうか、だ。冒頭の記事ではおそらく不妊治療の一環として行われたようだが、これがたとえば「死んだあの人の代わりが欲しい」とかいう動機だったりしたら、生まれてくる子供の成長や教育によけいなバイアスがかかってしまうのではないかと思う。双子だって同じ人生は歩まないのだから、遺伝子がたまたま同じだからといって、遺伝子提供もとと同じ人生を強制されちゃたまらない。ましてや、ラエリアンの場合は、作ったクローン体の脳みそに他人(遺伝的には同じでも基本的には他の人)の記憶を無理やり上書きして永遠の命を得ようというのだから、そのコンセプトは犯罪的だ、
テクニカルな問題は、時間が解決するかもしれない。いや、きっと人間はその創意工夫でいつか解決してしまうだろう。本当に考えるべきは、クローンとして生を受けた子供たちを、他の子達と同じようにこの社会に迎えることが出来るかどうかだ。
2004年01月15日
■ふたたびフロンティアを目指す?
2015年にも月への有人飛行再開…米大統領が発表
新宇宙政策発表 月面基地や火星有人探査
事前に流されていたとおり、ブッシュがドカンと月へ行くぞとぶち上げた。ふむ、もうすぐ選挙だっていうこのタイミングが逆に実現を危ぶまれたりするけど。これでちょっと世論がどう動くか注目しとこう。
このまえはアメリカの航空宇宙分野は公共事業の側面があると書いたが、それはつまり日本の道路行政みたいに政争の具にされる可能性もあるってことで。どうもなんか微妙だな。
■スピリット大地に立つ
スピリット、本格的な火星探査開始へ
アメリカの火星探査機スピリットが始めて大地にその足を下ろした。まず最初に目指すのはスリーピーホロウ。
はたしてあの荒涼としたはるかなる赤い地平に、命の影は見つかるのか。
2004年01月14日
■現場の心情
NASA、火星で人類の牙城を守る
火星に着陸したスピリットの様子がわかりやすくかいてある。いや、探査機の様子や火星の風景なんかももちろん興味深いけど、所々に挿入されている的川さんのつぶやきがすばらしくキュート。
火星の表面に到達したことを示す「スピリット」からの初めての信号が届いた瞬間、この火星探査計画を担当しているカリフォルニアのジェット推進研究所(JPL)の管制室は大歓声に包まれました。悔しいがよかったですね。
悔しいがよかったですね。だって。
ほんとなら「のぞみ」はスピリットと同時期に到着して、共同で観測にあたるはずだったのに、惜しくものぞみは観測断念。その悔しさとライバルへの祝福をそのまんま表現している。いやぁ、わかる。わかりますよ。なんだか肩をたたきながら酒を注ぎたくなりますな。
的川泰宣さんってたまにNHKとかにでてる日本のロケットのえらい人なんだけど、宇宙開発に対する、冷静な中にも愛のあふれる文章をことあるごとに発表している。
宇宙開発に限らず、日本の先端分野にかかわる人たちはもっと、こういう個人的な心情を発表してもいいのではないかと思う。
2004年01月11日
■ふたたびかの地へ
米大統領が新たな発表へ 有人火星探査構想か
新型宇宙船開発へ。シャルトルは引退?
しかし、中国に刺激されたのかそれともイラクのダメダメな雰囲気から目をそらそうというのか、ずいぶん無茶なこと言い出したなと一瞬思ったけど、おもえばアポロのときもそうなんだよな。
パパブッシュのときにも確か、火星に有人飛行するとかいう話があったなぁ。
しかしうらやましいのは、宇宙開発みたいなネタが票集めに使えるアメリカという国の風土だな。
いずれにしろどんな機体が出来上がるのか今から楽しみ。
2004年01月08日
■あなたと同じ時に生まれた光
光が、あなたの生きてきた時間と同じだけの旅路をたどってたどり着いた、そのふるさとを探す。
で、これが今年の俺の星。☆
2004年01月05日
■マーズラッシュ
マーズラッシュといっても、007が人面犬になったあのトラウマ映画とは違うよ。それはアタック。
火星探査車「スピリット」着陸 “魔の6分”越え歓声−−NASA長官「偉大な夜」
火星探査車:スピリットが軟着陸に成功、初画像も NASA
マーズ・エクスプロレーション・ローバ
実は今の時期、数年前にいくつも打ち上げられてきた火星探査機が続々と目的地にたどり着く時なのだ。もちろん偶然そうなったわけじゃなくて、去年の火星大接近の時期に各国がここぞとばかりにたくさん打ち上げたのだ。
リンクした記事にも書いてあるけど、日本も初の火星探査機「のぞみ」が到達するはずだったが、惜しくも火星到達寸前で電源トラブルが回復できなくて敢え無く離脱、観測はあきらめざるを得なかった。この「のぞみ」ってやつは打ち上げ当初からトラブル発生の不幸なやつで、火星近傍までたどり着くまでの波瀾万丈の人生は、月と地球の軌道を巡る大冒険だったのだ。それだけに、到達寸前での観測断念は本当に残念。ほかにもESA(ヨーロッパ)の「マーズエキスプレス」の着陸機が着地に失敗している。なにせ電波でも片道10分かかる遠距離だ。そこまでたどり着くのも大変なのだ。すぐお隣さんなのにね。
しかしあれだね、今回のNASAの探査機。一見ものすごく乱暴な方法で着地してるよね。減速用のロケットとパラシュートである程度まで落下の勢いをゆるめた後は、着陸機をエアバッグに包ませて後は地面に放り投げちゃうんだもんな。精密機械を扱うやり方じゃあないよな。この方法は以前に「マーズパスファインダー」で実績があるんだけど、この時は着陸機の大きさがすごく小さかった。今度の「スピリット」はその17倍の重さだって。「パスファインダー」は火星のお姫様の名前のついたローバーも積んでたけど、これなんかもなんだかラジコンの玩具みたいにかわいらしいものだったもんね。なんにせよ無事たどり着けたのはめでたい。
既に最初の写真は届いている。はるかかなた、火星の地平線だ。
これを人の目で見ることができるのはいつになるのだろうか。

