2007年03月29日
[
些事極論
]
■タミフルねた
俺のアンテナに引っかかってる中で、タミフルねたでもっとも読み応えのあるのが、以下のリンク。
タミフル@kikulog
タミフル承認取り消し要求、または、浜六郎氏の言動はあまりにも危険だと思う@kikulog
不都合なタバコの真実@週刊東洋経済(読了して追記)@リヴァイアさん、日々のわざ
タミフル対策、あなたの考えは@リヴァイアさん、日々のわざ
以下、俺なりのまとめ。
読み違えている可能性はあるかも知れんがだいたこんなとこだと思う。
- タミフルと異常行動は、少なくとも相関関係はありそう。
ただし、それは0.5%が2.0%になる程度の話らしい。ここんとこあやふやだけど。
いずれにしろ、インフルエンザそのものが異常行動の原因にもなるので、タミフルの服用にかかわらず看護の必要はあり。そして、タミフル自体の薬効は別に否定されていない。
そうであれば、備蓄をやめろとか承認を取り消せとかは狂気の沙汰。
- タミフルと異常行動の相関をターゲットにしたデザインの分析/統計/実験etcはまだないかもしれない。
そうりゃそうだよな。インフルエンザにかかったとわかればまず治療優先になるだろうから。
実際、上記サイトを読んで思うんだけど、疫学って、マスコミ向けの簡単な説明をするのがすごーく難しい分野だよね。
- 日本はタミフルを使いすぎてるかもしれない。
ソースは失念したけど、世界中で消費されているタミフルの7割くらいは日本で使われているそうな(あやふやな言い方でスマン)。
認証を取り消せなんていうのは論外としても、タミフルの運用に関して何らかの批判が出るのは、まぁ、理解できる話。
これはタミフル問題を超えて、医者と患者の関係性の話になると思う。たぶん、インフルエンザにはこれさえあればOK!的な位置にタミフルがあって、いま、もしかするとその揺り返しが極端に現れているだけかもしれない。
極端すぎると思うけど。
- 天下りやラムズフェルドについて。
ぐぐる様ニュース:タミフル
ぐぐってみると、これがまた、陰謀論がてんこ盛り。
マスコミ(と一絡げにしちゃいけないかもしれないど)の問題意識の持ち方って誰に責任があるんだろう。
厚生省や製薬会社などのタミフルに対する対応に、まったく間違いがないとは、もちろんいえない。でも、天下りやラムズフェルドの商売なんかはぜんぜん関係のない話のはず。本筋は疫学の話だ。
もしこれで、マスコミのタミフル糾弾→タミフルの備蓄破棄→鳥インフルエンザの人への蔓延→死者多数なんてことになったら、責められるのはきっと厚生省とかなんだよな。
ただ、これ、難しいなと思うのは、マスコミ(と一絡げにしちゃいけないかもしれないど)をドライブするのはユーザ(視聴者とか購読者とか)の興味であるという側面。
あるある問題にしても、いろいろな見方はあるけど、視聴率ベースで数字が取れていたことが背景にある。で、たぶん、視聴率の高さ=視聴者が求めている度合いと考えられているはずだ。
ここで必要なのは、真実を報道するための規制、ではなくて、うーん、なんだろう。
本来期待される機能と、その機能をドライブするメカニズムに乖離がある場合、その隙間を埋めるものは何か?
うまく表現できないけど、矜持とかプライドとか言うやつなのかな。
…矜持やらプライドやらじゃ、ちょっと弱いな。ただ単にマスコミの見識の低さを責めているだけじゃ、面白いかもしれないけどあまり意味がない。
投稿者 snjx : このエントリへのリンク
| コメント (0)
