2006年10月16日
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些事極論
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■「北」拾遺
自民党の山崎拓前副総裁は14日、鹿児島市で講演し、対北朝鮮政策に関連して「北朝鮮は体制保障できるのは米国だけだと思っている。日本にとって1番重要な朝鮮半島の非核化のために、米朝協議をやるしかない」と述べ、米国が直接対話に乗り出すべきだとの考えを示した。
いいや、6者協議でやるべきだと思う。
米朝でやった場合、米朝間のみの利害で方針が決まる可能性がある。そうなると、問題を先送ってお茶を濁してしまう気がする。せっかく日本の存在感をアピールするチャンスなのに投げ出してどうする。
テレビ朝日の報道番組などでの発言。中川氏は非核三原則は守るとの姿勢を示したうえで、「欧米の核保有と違って、どうみても頭の回路が理解できない国が(核を)持ったと発表したことに対し、どうしても撲滅しないといけないのだから、その選択肢として核という(議論はありうる)」と語った。
スタディとして議論するのは、まあできなくはないというか、勝手にどうぞとか思うけど、北朝鮮向けの対策という意味ではすでに手遅れで、むしろ中国やロシア(やアメリカ)などの北朝鮮以外の保有国に対するメッセージになってしまっているというのは、誰か突っ込んだんだろうか。そういう議論があんまりメディアで露出してないようけど。
そもそも、経済制裁程度で崩壊やら暴発やらすかもしれない相手に、相互確証破壊による抑止力が期待できるだろうか。現在の外交では相互確証破壊の考え方が通用しなくなったというのが、この北の核問題の教訓になるような気がする。断崖絶壁で瀬戸際外交をしている相手にドロップキックを食らわすようなことになりはしないか。キックを当てなかったとしても、びっくりして落ちてしまうかも。
いや、まぁ、何もかも全部ぶっ飛ばす手段を持ちたがる気持ちはわかるけど。それは、いろんな意味で、悪魔のささやきというもんだ。
上の二つのニュース。もちろんこれだけでなにかいえるわけじゃないけど、なんとなく与党の手詰まり感を反映しているように見える。
北朝鮮をある種のスケープゴートにして日中韓の雪解けムードを演出するのはいいけど、北朝鮮はこのあとどうなるの?という予測とか議論とかアナウンスとかがない。
たぶん日韓中米露(それに北朝鮮もふくめて)どこも北朝鮮の今後に関して、アクションを起こせるような予測を立てていない。いや、もしかすると水面下では話し合いが進んでて落としどころを探している最中なのかもしれないけど。
たしかに難しい問題ではある。そもそも、その国の行く末に権利と責任を持つのはその国の国民であり、北朝鮮(と周辺諸国)の不幸は、かの国の国民に責任はあっても権利がないことに始まる。かといって、その国の行く末に権利と責任を持つのはその国の国民であるから、外国が外からやいのやいの…いうだけならともかく強制力を持って無理やり首を挿げ替えるのもおかしな話だ。
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活字の海で溺れてしまえ
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■村上さんに聞いてみよう
スウェーデン・アカデミーは12日、06年のノーベル文学賞を、現代トルコ文学界を代表する作家オルハン・パムク氏(54)に授与すると発表した。トルコからの同賞の受賞は初めて。パムク氏は1952年、イスタンブール生まれ。イスタンブールを舞台に、捕虜のイタリア人青年と彼を買い取った若いトルコ人研究者の関係を描いた「白い城」(85年)が欧米で翻訳され、国際的に大きな注目を集めた。
日本の人気作家、村上春樹氏(57)も有力候補とみられていたが、受賞はならなかった。
惜しい!
すげータイムリーなことに、いま何冊か借りて読んでいる最中なのだ。
でも、近い将来、受賞しそうな気配はありますな。つーか、おれ、ノーベル文学賞作家の作品を今までひとつとして読んでなかった事実に愕然。
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