2006年04月24日
■春の餞の言葉にしてはタフな
株式会社はてな代表取締役 近藤氏のblogより、新人技術者へ当てたメッセージ。
■はてなに入った技術者の皆さんへ @jkondoの日記
そして、そのメッセージ対する返歌として、元オン・ザ・エッヂCTOで今Perlの偉い人、小飼弾(こがい だん)氏の下記のエントリをリンク。@404 Blog Not Found
はてなに入りたくても入れないみなさんへ#0
はてなに入りたくても入れないみなさんへ#1
はてなに入りたくても入れないみなさんへ#2
はてなに入りたくても入れないみなさんへ#3
はてなに入りたくても入れないみなさんへ#4
書いてあることは近藤氏にしても小飼氏にしても、じつはそうとうタフな内容になっていると思う。
語りかけの対象がより広くなっている分、404 Blog Not Found版のほうが一般的な内容になっているが、タフさの方向が全方位になっているだけで、タフはタフである。
404 Blog Not Found版では、評価する側も評価対象から評価されるという、考えてみれば当たり前の視点が導入されている。もっとも、その視点がJkondo版にないというわけではなく、おそらく近藤氏は自分も評価される立場にあることは承知で上記エントリを書いたものと思われる。
そう、本来なら組織にヒエラルキーは必ずしも必要ではなく、あるのは要求された職務(つまり機能)が果たせるかどうかだ。それを、小飼氏のエントリでは、「評価を得たかったら、評価することです」という言葉で表現していると思う(違うかもしれないけど)。
ただ、それをいってしまうと、ヒエラルキーが隠蔽していたある種の厳しさを露呈してしまう。それは、ヒエラルキーのどの階層に属しているかに関係はない。すべての関係者に、薄く広く覆いかぶさる厳しさだ。
ただ、その厳しさは、覚悟してこうむることによって、引き換えに組織としての見通しのよさを獲得できる、と、思う。たぶんね。うん。
特にタフだなと思うのは、ヒエラルキーの中の人の全員が、いっせいに厳しさをこうむる覚悟を決めるのならよし、しかし、実際にはなかなかそうはいかないことだ。ヒエラルキーの上にいる人も下にいる人もそれなりの既得権益めいたものを得ており、そこから抜け出すのはなかなか難しい。
そもそもそこに既得権益があると思っていないのかもしれない(既得権益という言い方は違うかもしれないが、いい言葉が思いつかない)。
さて、そういうふうに、気づいている人といない人がいた場合、気づいている人の取れるアクションにはどんなものがあるか。なんか、こう、一気に相互理解にたどり着く道はないっぽい気がして、くらくら。
…いってて、自分でつらくなっちゃった。
2006年04月18日
■Ruby On Rails with zaurus(迷宮徘徊編)
えー。こほん。
獅子はわが子を谷底へ落とし、必死であがってきたところをさらに突き落として、わが子の泣きべそ顔をみて萌えるといいますが(いわない)、度重なる落下事故にうちのザウルスがへそを曲げてしまいました。
しょうがないので、Ruby On Rails with zaurus(迷宮徘徊編)をお送りします。
前回までのあらすじ
Ruby on Rails with zaurus(失敗編)
Ruby on Rails with zaurus(不死鳥編)
ま、ともかく前回まででインストールには成功したようなので、この辺とか見ながら、rails動かしてみるですよ。
MySQLは随分前に仕込んでいたので、そのままコマンドラインから、上記サイトのSQLクエリをぽちぽち手打ちする。バッククォートは効かないとか、小さな問題はあったけど、やー、しばらく使ってないと操作を忘れるなーとかぶつぶつ独り言いいながら、テスト用のテーブル作成は難無く成功。
-- Create the database
CREATE DATABASE todo ;
-- Create the table
CREATE TABLE todos (
id INT NOT NULL AUTO_INCREMENT ,
description VARCHAR( 100 ) NOT NULL ,
done TINYINT DEFAULT '0' NOT NULL ,
PRIMARY KEY ( id )
);
さて、ほんじゃいよいよrails本体をつかってスケルトンを生成するぞーっと、わくわくしながらコマンド投入。すると
bash-2.05$ rails todo
Rails does not work with Ruby version 1.8.3.
Please upgrade to version 1.8.4 or downgrade to 1.8.2.
railsはruby1.8.3では動けません。
1.8.4に上げるか、1.8.2に下げてください。
・・・
なにやー!?
1.8.3がピンポイントでだめかー!
これは後でわかったことだけど、最近railsは1.1にバージョンアップしたばっかりで、いまrubygemsでダウンロードするともれなく最新版が降りて来るそうな。それで1.8.3がだめになったのかなー。
まぁしょうがない。前に見つけていた英語版のサイトから1.8.4のipkgを持ってきましたよ。Private Linux Zaurus Packages for Emacsenここから、ruby_1.8.4-1_arm.ipkと、あとlibcryptのバージョンもあがってるはずなのでopenssl_0.9.7i-3_arm.ipkも落としてきて、古いバージョンを削除後に普通にインストール。
で、どきどきしながらコマンドをたたいてみると・・・。
rails 動いた!
bash-2.05$
bash-2.05$ rails Todo
create
create app/controllers
create app/helpers
create app/models
・
・
・
ずらずらずらっと
・
・
・
create log/production.log
create log/development.log
create log/test.log
bash-2.05$
bash-2.05$
bash-2.05$ ls -l
drwxrwxrwx 14 root root 4096 Apr 10 21:20 Todo
bash-2.05$
うほうほ!。
よーしよーしとうなづきながら、チュートリアルを少しずつ進めてみる。ふむふむなるほど。
…でも、叱られました。
http://localhost:3000/todo/new で新規データを作ろうとすると
ActiveRecord::StatementInvalid in Todo#create
Mysql::Error: You have an error in your SQL syntax near '`done`, `description`) VALUES(0, 'test todo')' at line 1: INSERT INTO todos (`done`, `description`) VALUES(0, 'test todo')
RAILS_ROOT: script/../config/..
Application Trace | Framework Trace | Full Trace
....だって
MySQL3.22 だとバッククォート(`)がきかないらしいというのは知っていたけど、あーそうかー、ActiveRecordのなかではバッククォートは使うもんだと決まってんだな。
で、さがしましたさ、 MySQL Database Version 3.23.49-8.7 。これも、古いバージョン削除後にインストール。
でもね、こんどはね、destroyが利かない。編集と新規作成はできるんだけど、データの削除ができない。うーん。
mysqlのコマンドラインのクライアントで直接 delete from todos where id=なんとか ってやると普通に削除できるんだけどね。なにが足んねーんだろと、まよいみちくねくね。
…ってところで、液晶跳んじゃったんだよなー。
2006年04月07日
■ひそかにネット界隈で流行中の文章改変遊戯
あちこちで見かけるようになった、ちょっとしたお遊び。
一文を短くって言うけどさ1@ブログ文章術 米光一成
課題
さて、「文を短くする」を実践してみよう。お皿ひとつひとつに、それぞれ、ハムや卵や、パセリや、キャベツ、ほうれんそう、お台所に残って在るもの一切合切、いろとりどりに、美しく配合させて、手際よく並べて出すのであって、手数は要らず、経済だし、ちっとも、おいしくはないけれども、でも食卓は、ずいぶん賑やかに華麗になって、何だか、たいへん贅沢な御馳走のように見えるのだ。長い文だ。160文字もある。
さて、次回までの課題。
センテンスを分けて、読みやすくしてみよう。
っていうか、ぼくも次回までにやってみます。
では。
元ネタは太宰治「女生徒」
ところがこれ、逆に膨らます方向でいじっている人がいる。ひねくれている。
以下、俺が見つけた順に。
- 有名ブロガーや週刊誌など多数 風
ブログ文章術:一つのネタをむやみやたらにふくらます@絵文録ことのは
内容、分量ともに他の追随を許さず。 - 夢枕獏 風
■ブログ文章術<一文を短くって言うけどさ>@日々是魚を蹴る
的確! - スティーブン・キング 風
逆行 @Coco's Bloblog
そうか。キングはこういう文章か。パロディのほうで文章を認識したりして。
もともとテキストとしての情報量はあまり多くない文章だ。むしろあいまいな主語やぶつ切りの句読点で長ったらしくつなげる手法のほうに本質がある。
原文のくねくね具合に文章としての味を感じている人は、たぶんあまり圧縮率は高くないんじゃないかな。
結論から言うと、この文章は主語をあいまいにすることにより気まぐれな女の子の気持ちを表現しているのであって、そこまで考えればむしろ簡潔に書き直すという行為は引用元の精神を蔑ろにする愚策といえよう。などともともとのエントリの目的を蔑ろするようなことを書いてみるテスト。
内容は、「残り物でも並べ方を工夫すれば見栄えよくなる」ってだけだし。
うん、全角21文字。
2006年04月06日
■Ruby on Rails with zaurus(不死鳥編)
ぎゃー、起動しねー。なんでやねーん!
ってことで、SL-C3000の復旧ですが、あっさり完了。
メンテナンスカーネル※1で起ちあげて、/dev/hdd1と/dev/hdd3をマウントしてみると問題なくデータは残っている。でも/dev/hdd2だけマウントできない。どーしよーかなーとしばし考えた末、fsckをやってみることに。
# fsck /dev/hdd2そしたらまぁ、でるわでるわ。不良ノードの大行進。いちいち、このノード治すかい?と聞いてくるのでひたすら[y][enter][y][enter][y][enter][y][enter]…。
しばらくイエスマンを決め込んだらfsckが終了したんで、即座にreboot。起動しなかったらどうしようとときめきながら待っていたら、あっさりとおなじみのスプラッシュ画面が。あらら拍子抜け。
最悪、工場出荷状態までもどすことも覚悟していたけど、まったく故障前と同じ環境で立ち上がってくれた。df -k でみてみても、いたって当たり前の数値を表示する。いったい何が起こったんだろう。いや、手間が省けて助かるんだけどさぁ・・・。・・・やっぱ、電車の中で移動しながらコンパイルでハードディスクをガリガリ回してたのがいけないのかな。それとも機材の経年劣化?だったらやだなぁ。
前回途中で失敗しているはずのrubygemでのrailsインストールをもう一回やってみると、とっくにコンプリートしてまっせ、との仰せ。えー、ほんとかー?大丈夫かー?
まぁ、大丈夫だっつんならしょうがねぇ。どっかで軽いチュートリアルでも探してちょっとなにか作ってみるかえ。
※1 電池蓋をあけたところにある黒いリセットボタンをスタイラスの先っちょで押して、[B]+[D]同時押しの電源ONでメンテナンスカーネルが立ち上がる。Windowsのセーフモードみたいなやつ。
2006年04月05日
■Ruby on Rails with zaurus(失敗編)
SL-C3000にRuby on Rails(RoRと略されてるらしい)のインストールを試みる。perlのcatalystとかsledgeとかやってみたいけど、どうもCPANでSL-C3000に突っ込もうとすると、コンパイルに失敗するくさい。リソース不足?
で、ネットをさまよっているとRoRのインストール実績は無きにしも非ずな気配。
現在トライ中なんだけど、いろいろ忘れそうなのでメモ。
例によって例のごとく俺メモなので、参照なさる方は自己責任、詳しくは書かねぇぞっと。
基本は一分でわかる、リナザウへのRailsのインストール を参考にしました。
- rubyのバージョンアップ。 以前にインストールしたzaurus-jaのrubyは1.8.0。しかしrailsは1.8.2以上らしいのでこいつをアップグレード。 上記のリンクから1.8.3のipkgを持ってきてインストール。なんか、さがすと1.8.4もあるそうだけど、英語のサイトに行き着いたのでめんどくさくなってやめた。 通常の手順で問題なし。
- libcryptのインストール
libcryptがまだ入れてなかったので、インストール。
Linuxザウルス/ダウンロードからlibcrypt_0.9.6k-1_arm.ipkを持ってきてインストール。これがないとrailsやrubygemsのインストール時にmd5.soやらなんやらがリンクできませんとか言ってくる。
これも通常の手順で問題なし。 - rubygemsのインストール
rubygemsってのはperlのCPANみたいなもの。依存関係にある複数のライブラリを一括で管理してくれる優れもの。railsはどうもたくさんモジュール入れなきゃいけないようなのでズボラ番長の俺はこれを使うことにする。てか、いまどきこういう仕組みないとWeb2.0とはいえないね。うん。よく知らないけど。
ダウンロードページから0.8.11のzipを拾ってきて、てきとうなディレクトリに展開。
展開先に移動してrootになり、setup.rbを実行する。これだけ。
bash# ruby setup.rb
滞りなくインストールが終了。俺って天才。気分いいなぁ。 - rubygemsを使ってrailsのインストール
さてさて、ネットにつなげた上で、コンソールでrootになって、以下のコマンドをタイプ
bash# gem install rails
おお、よしよし、順調に進んでいるぞ。ふむん、サイズがでかいからちょっと時間かるなぁ…
とか何とかやってると、なんだかコンソールが勝手に落ちやがった。動作がおかしい。
あらためてdf -k でみると、/hdd2の残量が-72%とかいう素っ頓狂な数字が出ている。うわ、/dev/hdd2があふれた…。パーティションテーブル壊しちゃったかな?
しょうがねえ、再起動かなと思ってバッテリの抜き差ししてみると…。
ぎゃー、起動しねー。
なんでやねーん!
はたして慎さんはSL-C3000を無事に復旧できるでしょうか。乞うご期待。
(今後、SL-C3000に関する言及がなくなったら、その際はどうかお察しください)
