自民党の山崎拓前副総裁は14日、鹿児島市で講演し、対北朝鮮政策に関連して「北朝鮮は体制保障できるのは米国だけだと思っている。日本にとって1番重要な朝鮮半島の非核化のために、米朝協議をやるしかない」と述べ、米国が直接対話に乗り出すべきだとの考えを示した。
テレビ朝日の報道番組などでの発言。中川氏は非核三原則は守るとの姿勢を示したうえで、「欧米の核保有と違って、どうみても頭の回路が理解できない国が(核を)持ったと発表したことに対し、どうしても撲滅しないといけないのだから、その選択肢として核という(議論はありうる)」と語った。
上の二つのニュース。もちろんこれだけでなにかいえるわけじゃないけど、なんとなく与党の手詰まり感を反映しているように見える。
北朝鮮をある種のスケープゴートにして日中韓の雪解けムードを演出するのはいいけど、北朝鮮はこのあとどうなるの?という予測とか議論とかアナウンスとかがない。
たぶん日韓中米露(それに北朝鮮もふくめて)どこも北朝鮮の今後に関して、アクションを起こせるような予測を立てていない。いや、もしかすると水面下では話し合いが進んでて落としどころを探している最中なのかもしれないけど。
たしかに難しい問題ではある。そもそも、その国の行く末に権利と責任を持つのはその国の国民であり、北朝鮮(と周辺諸国)の不幸は、かの国の国民に責任はあっても権利がないことに始まる。かといって、その国の行く末に権利と責任を持つのはその国の国民であるから、外国が外からやいのやいの…いうだけならともかく強制力を持って無理やり首を挿げ替えるのもおかしな話だ。