あちこちで見かけるようになった、ちょっとしたお遊び。
一文を短くって言うけどさ1@ブログ文章術 米光一成
課題
さて、「文を短くする」を実践してみよう。お皿ひとつひとつに、それぞれ、ハムや卵や、パセリや、キャベツ、ほうれんそう、お台所に残って在るもの一切合切、いろとりどりに、美しく配合させて、手際よく並べて出すのであって、手数は要らず、経済だし、ちっとも、おいしくはないけれども、でも食卓は、ずいぶん賑やかに華麗になって、何だか、たいへん贅沢な御馳走のように見えるのだ。長い文だ。160文字もある。
さて、次回までの課題。
センテンスを分けて、読みやすくしてみよう。
っていうか、ぼくも次回までにやってみます。
では。
元ネタは太宰治「女生徒」
ところがこれ、逆に膨らます方向でいじっている人がいる。ひねくれている。
以下、俺が見つけた順に。
もともとテキストとしての情報量はあまり多くない文章だ。むしろあいまいな主語やぶつ切りの句読点で長ったらしくつなげる手法のほうに本質がある。
原文のくねくね具合に文章としての味を感じている人は、たぶんあまり圧縮率は高くないんじゃないかな。
結論から言うと、この文章は主語をあいまいにすることにより気まぐれな女の子の気持ちを表現しているのであって、そこまで考えればむしろ簡潔に書き直すという行為は引用元の精神を蔑ろにする愚策といえよう。などともともとのエントリの目的を蔑ろするようなことを書いてみるテスト。
内容は、「残り物でも並べ方を工夫すれば見栄えよくなる」ってだけだし。
うん、全角21文字。
ぎゃはは。皆さん面白く扱ってますね。
っつーか椎名林檎にやらせてみたいな、この「敢えて長く書き綴る」のお題を。
短くぶった切るのは面白くなさそうだし。
(彼女の作詞の原点の少なくとも一部は太宰文学にあることを知りつつ敢えて振ってみるのも、という意味で)
私ですか?昔女学生、今兼業主婦の。
「残り物でもきれいに盛って喰え!」ですね。15文字?ダメかしら奥様?
いや、この元の文章事態に、「なにをどうすることは」という主語がないんだよ。だからどうあがいてもこの文章を要約することはできないでしょう。
え?無駄に長い文を作るのは天才UC
Posted by: UC : 2006年04月09日 04:15松永英明さんファンクラブ
http://d.hatena.ne.jp/Fukui_Toshiki/20060329
あちゃー。ことのは騒動か。
ご存じない方にちらっと解説しますと、このエントリでリンクしている絵文録ことのは管理人の松永英明氏が、つい最近までオウム「現アーレフ」に所属(けっこう重要なポストにいたとのこと)していたことをカミングアウトされまして、これを称して「ことのは騒動」とかいったりします。
サイトをご覧になるとわかるとおり、松永氏の文章は理性的で理路整然としておりバランスも取れていて、とてもこの文章から、あのテロをほんとに実行しちゃったカルト宗教に帰依していたとは思えませんでした。
絵文録ことのは自体も、多数のトラックバックをうけとる大手サイトで、松永氏は有名なアルファーブロガーの一人だったのです。その活躍は、自民党や民主党のネット世論向けのヒアリングにも呼ばれるほどです。ネット向けのその松永氏が自分はつい最近までオウム信者だったとカミングアウトしたその衝撃は、ネット全体に響き渡ったのでした。
俺自身は、松永氏のオフラインでの言動とオンラインの成果物としての文章とは切り離して評価すべきと考えます。これは松永氏に限った話ではありませんが。
この辺とかたどってみてください→ことのはを巡る
ddさん、どうも朝からご苦労様です。
一応、私もことのは騒動は把握しておりまして、その上で絵文録ことのはにリンクしています。