報道ステーションで古館一郎伊知朗が石原都知事にインタービューしている。
いや、どっちかというと石原都知事と古館一郎伊知朗がなんだか論争している。すごく隔靴掻痒。
古館さんがイラクでの自衛隊の扱いの話を向けると、石原さんは嬉々として北朝鮮の拉致問題を語る。一通り石原さんが吼えた後、古館さんがイラクの話に戻そうとすると、今度はまた嬉々として尖閣諸島(中国との領有権問題だっけ?)の問題を語りだす。なにいっても石原さんは自分の語りたいことしか語らない。古館さんはこれがまた話題を必死で元に戻そうとするけど、その話の戻し方がどうも強引で、石原さんに「あんたもうちょっと落ち着きなさいよ」とたしなめられている。
自衛隊イラク派遣問題のねじれは、対米関係の維持のために必ずしも当事者とはいえない問題に首を突っ込んでいることから生じている(と、思う)。イラクにどんな国になってほしいのかという戦略なりビジョンなりのない、つまり目的のないところでただ単に頭数だけ出しちゃったところにねじれの元がある(と思う)。
ただし、古館一郎はそこに気がついていない。古館さん自身もたぶん、ある程度の期待している答えみたいなものがあって、そこにどうにか誘導しようと努力してる様子がありありとわかった。インタビュアーの古館さん自身とインタビューを受けている都知事の間の距離感みたいなものをちゃんと自覚していれば、もうちょっとうまいこと話を誘導できたんじゃないかな。
都知事が自分のいいたことは山ほどしゃべってそれ以外の話題も強引に自分のしゃべりたいことにつなげてしまう人だっていうのはうすうす知っていたけど。いやいや、古館さん、あなたインタビュアーに向いてないよ…。