わかる。すごくよくわかる。誰にも気兼ねせずに孤独に街をを漂泊し、たった一人で飯を食う。
その、ちょっとした気後れと発見の喜びが、ああ、俺にはすごくよくわかる。
そういえば俺にも、こんな経験がいくつかあるな。
小岩で見つけた蕎麦屋の「亜楓」。ここの蕎麦はちょっと変わった風味と歯ごたえを持つ。それにおれはここで焼酎の味を覚えた。食事もせずに深夜残業でくたびれ果てて帰ってきたときに、営業している店が他になくてやむなく入った店があたりだったときのうれしさといったら。蕎麦の薬味に葱だけじゃなくて茗荷の刻んだやつも使うとうまいんだぜ、知ってた?
南條竹則のエピキュリアン・ファンタジー「酒仙」ででてくる「楊州飯店」を見つけたときもうれしかった。昼飯がなんというか、素朴にうまかった。いつか本格的に飲みに行こうと思うがまだはたしていない。
昼飯といえば、職場が四谷にあったときによく食べていたのが「エリーゼ」という洋食屋だ。カウンターしかない小さな店だが、これがメニューにはずれのないうまいところだ。絶品デミソースのハンバーグも正統派オムライスもうまいが、ツウなら普段は牛トマト定食、冬場なら牡蠣バター定食だ。
うわー。なんだか腹が減ってきたぞ。今日は何を食おうか。
をを・・・。久住昌幸関連の漫画好きな人、周囲になかなかいなかったので嬉しいです。泉昌幸名義の「ダンドリくん」もかなりいいです!
Posted by: よこ : 2004年09月16日 13:57んふー。と、とりあえずこの時間、おなかがすきました。
泉昌幸はまだこれしか知りませんが、文庫版についてきたあとがきも悪くなかったです。けっこう文章もいける人なんでしょうか。
久住昌幸が原作を書き、外の誰かが漫画を
描く。という風にやってきたんですけど、文章
も上手いですよね。
場末食堂にたいするこだわりもいいし、ダンドリ
くんではほんとに細かな段取りを組む、まー
よくここまで考えるなあと感心してしまいます。
「きみは段取りがなってないぞ!」