2004年06月11日

[  些事極論  ]

責任者でてこい

漂流する日本の宇宙政策、責任を巡って打ち上げ再開にゴーサインが出ず 日経BP
↑こういう記事を読んでから、こんな新聞記事を見つけたりするとがくーりボタンを押したくなる↓。
宇宙機構理事長ら処分、ロケット打ち上げ失敗などで 読売

昨年のH2Aロケット6号機打ち上げ失敗や、環境観測技術衛星の運用停止などのトラブル発生を巡り、宇宙航空研究開発機構は9日、山之内秀一郎理事長ら理事6人を厳重注意処分にした、と発表した。懲戒処分ではなく、同機構の内規に基づく処置。6理事は7月から、6―3か月間、給与の10%を自主返納する。

H-IIAロケット6号機打上げ失敗等に関する役員の処置について JAXAプレスリリース
理事長談話 JAXAプレスリリース

日本語で責任というと大雑把に二通りの意味がある。

(1)自分が引き受けて行わなければならない任務。義務。
(2)自分がかかわった事柄や行為から生じた結果に対して負う義務や償い。

前者と後者ではだいぶ意味が違うが、おなじ「責任」という単語で表現されている。こういうのがどうもあれこれ混乱の元になっているのではないだろうか。
宇宙開発に関していえば、必要なのはリーダーシップを取る「責任」者であって、失敗したときの詰め腹切り要員としての「責任」者ではない。今回の給与自主返納が、今後の打ち上げ成功率上昇や衛星の品質向上にどのようにつながっていくのか、そもそもほんとにつながるのか、知りたいのはそこなんだがな。

宇宙開発に限らず同様の勘違いはあちこちにありそうだ。

投稿者 snjx : 2004年06月11日 17:39
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