イスラエル、ヤシン師殺害
ヘリでミサイルぶっこんだそうで。暗殺っつうとゴルゴ13とかが神業的な遠距離からの射撃で一人だけ撃ち殺すシーンを思い浮かべるけど、こんなドハデな軍事行動も暗殺のうちに入るのね。
イスラエル外相、米へヤシン師殺害の正当性を説明
イスラエル「ヤシン師殺害は自衛行為」
またライス米大統領補佐官(国家安全保障問題担当)は同日、米NBCに対して、ヤシン師殺害について米国はシャロン政権から一切の事前通告を受けていなかったと説明した。また、ヤシン師殺害についてブッシュ大統領がシャロン首相と電話協議したことは一切ないと言明した。補佐官はさらに、「全員が冷静になって、中東を平静な状態に戻すことが先決」と述べた上で、「一方で、ハマスがテロ組織だということを忘れてはならない。ヤシン師自身もおそらく、テロ攻撃計画に加担していたと我々は考えており、それも忘れてはならない」と指摘した。要するにやり方は遺憾ではあるが悪者は退治されたんだよということですか。
最近の俺は、米英が起こしたイラク侵攻の是非とイラク復興支援は別物と捉えるべき、と考えるようになった。いわゆる戦争の大儀というやつが嘘っぱちから始まったでっち上げであることはほとんど確定している。たぶんイラク侵攻は、ベトナムと同じような歴史上の汚点と記憶されることだろう。
自衛隊の活動はまだ始まったばかりなのでなんともいえないが、いまのところは、現地の人々からそう悪い印象はもたれていない模様。給水や医療支援に絞ってやろうとしていることが功を奏しているのか。
アメリカは自衛隊派遣を大歓迎しているが、実際のところはどうだろう。すくなくとも日本の報道からは、自衛隊が米軍と積極的に連携しているような様子はまったく見られない。米軍にとっていま最大の問題は治安維持だと思う。本当は米軍は、イラク統治の一環として自衛隊を含む各国軍隊にも治安維持活動を分担させたいのではないだろうか。しかし、自衛隊のスタンスはあくまで災害出動めいた一過性の人道支援だ(必要なことなんだけどね)。いまのところイラク国内で「統治」や「治安維持」にかかわる活動には手を出そうとしていない。
今、イラク現地にいる米軍が相手にすべき敵は、戦闘服を着てカラシニコフを振りかざすような見た目にわかりやすいカッコはしてくれない。その辺を走っている普通の乗用車が爆弾積んで突っ込んでくるかもしれないのだ。米軍はそうとう神経質になっているんだろう。そのぴりぴり具合は「日本人外交官殺害は米軍の誤射」説まで飛び出すぐらいだ(この前の日曜にテレビ見ててびっくりしたよ)。
日本としては、アメリカに義理を立てつつ、中東にも嫌われないぎりぎりの線を狙っているのか。もし万が一、自衛隊の小銃が誤って善意のイラク国民に向けられるような事態が発生したら、その綱渡り的努力も水の泡になりかねない。
ブッシュジュニアも選挙前の大事な時期に、米の元テロ対策担当者が糾弾本を出版したりスペインが撤退したり、大変なことだ。小泉さんとしてはここは恩の売りどころかもしれない。
アルカイダ系組織のテロ予告、日本も標的
これなんかは、日本がそういうコウモリ的態度でお茶を濁そうとしているのを見透かされているような気がする。
ところでヤシン師っていったいだれ?
Wikipediaって記事の更新が早いなぁ。もう暗殺の記述がされているよ。