今回は昨夜見つけたリファラについての反応ってことで。
で、問題の記事は、愛・蔵太氏の日記の「女子高生・今村歩さんの請願書」を話題にしているかたへの質問。そのなかで以下のように質問された。
この「女子高生・今村歩さんの請願書」を話題にしているいくつかのサイトで、俺が一つ、メディアリテラシー的に興味を持っていることがあります。それは以下のようなことです。この後に小泉首相の発言を批判的に扱っているHPへのリンクがいくつも続くうちのひとつに「小泉くん 逆切れ」へのリンクがあったわけ。1・そのネタを自サイトで語る前に、あなたは今村さんの元テキストに目を通した・読みましたか。少なくとも元テキストを探す努力ぐらいはしましたか(もしそれをしていないで小泉総理の批判を、もっぱら首相の「請願書を読まないで何かを言っていた」部分を中心におこなっている人がおりましたら、一言言っておきます、あなたにその資格はありません)。
2・今村歩さんが作成した「署名用紙」と「請願書」は、俺の昨日の日記(http://d.hatena.ne.jp/lovelovedog/20040208)にありますが、それを読んだ感想をお伺いしたいと思います(俺の意見は、その2つのテキストにテキスト量を中心にした内容の違いがあるのはあまりいいことではないと思います。「もし引用したテキストが本当ならば」という留保つきではありますが)。
3・これはかなり重要なことですが、あなたの周辺にこの「署名用紙」に署名をされたかたはいらっしゃいますか。そしてもしそのようなかたがいらっしゃったら、それはどこで、どのような場所(集会その他)でしたか。さらに重要なこととして、それは「署名用紙」と「請願書」の両方を見られたうえでの署名行為でしたか。
ということで、以下は愛・蔵太氏へのお返事です。
え〜。まず最初にいっときますと、「小泉くん 逆切れ」を書いた時点では、私には愛・蔵太氏の定義する資格はありませんでした。問題の嘆願書ないし署名を、愛・蔵太氏の日記で指摘されるまで確認していなかったのは、まぁ事実ですね。
いちおう、ご質問にお答えしておくと、以下のとおり。
1.署名用紙・嘆願書の元テキストにあたったか。⇒あたってません。
2.署名用紙・嘆願書の内容を読んだ感想を聞かせて欲しい。⇒後述します。
3.本人が署名をしたか、した人が周囲にいるか。⇒署名用紙も嘆願書も実物には触れていないし、身の回りに関係している人もいません。
そこであらためて、まずは「資格」を得るために愛・蔵太氏の日記にある「署名用紙」と「嘆願書」のテキストを読んでみました。あと、関連したリンクもひととおり目を通しました。
愛・蔵太氏のあげる論点を自分なりに要約してみると以下のとおりになると思います(読み違えているようであればご指摘ください)。
なるほど。
まず、「署名用紙」と「嘆願書」の感想ですが、この内容がイタタタかといえば、まぁそうかなとも思います。劣化ウラン弾やクラスタ爆弾などの中途半端な細部にやたらこだわっているのもそういう雰囲気をかもし出します。嘆願事項なども、あまり最近のニュース報道などは反映されてないようです。ある種の思い込みがそのまま文章になっている印象は、たしかにあります。
論点の1なども、おそらくそのとおりでしょう。嘆願書の提出からマスコミの質問までに間がないことを考えても、秘書なりがサマリーを小泉首相まで上げる時間もなかったものと思います。論点2、論点3などももしかするとそうなのかもしれません。すくなくとも愛・蔵太氏が紹介された数々のリンク先の内容はかなりの確率で、高校生を隠れ蓑にした大人の政治活動であることを示唆しています。論点4については前述のとおり。
しかし、論点1から4は小泉首相の発言の質とはまったく関係ない事情でしょう。
時間的に読むひまがなかったのならその旨ひとこと説明すればすみます。「後で読みます」とでも言っとけばその場はすんだでしょう。
あるいは小泉首相は、愛・蔵太氏の指摘された高校生を利用した署名集めの裏事情などもある程度知っていたのかもしれません。だから小泉首相としては謹聴に値する意見とは思えなかったかもしれません。しかし、それならそれでより慎重な発言を(政治的に)心がける必要があったのではないでしょうか。むしろ、慌てて発言したために、小泉首相はわざわざ自分から印象操作の罠に飛び込んじゃったのか、なんて思います。
署名・嘆願書に政治的背景の有る無しにかかわらず、内容を読んでない(つまり相手の意見をきいていない)こととそのインタビューの場を自分の意見を発表する場にしてしまったことのふたつを同時にやっちゃったことは批判の対象になりうると思います。
自衛隊派遣の是非とはまったく関係なく、小泉首相の発言はお粗末だったと思います。
追記1: それはそれとして、件の嘆願書の影にこんな背景があったとは。 メディアリテラシーに関しての愛・蔵太氏の指摘は、まったくもってごもっとも。
追記2: 愛・蔵太氏のリンクをたどると、どうやらこの問題は愛・蔵太氏とはまた別口で某巨大掲示板にも飛び火している模様。まさに場外乱闘。 う〜ん。ウヨサヨの中傷合戦に巻き込まれるリスクを考えたら、「このまま見なかったことに」してしまったほうが良かったのかも。投稿者 snjx : 2004年02月09日 20:26