エヴァンゲリオンの実写版のイメージボード
うむ、どうも舞台は第3新東京市ではなくなるような雰囲気だな。惜しいことだと思う。あの作品は、いかにもこれぞ日本という感じの見慣れた風景の中に異様な巨人がたたずんでいるという、たぶんウルトラマン以来の美しいイメージが貴重で重要な味になっていたのに。あの、エヴァ3号機が粘菌みたいな使徒にのっとられたときの、零号機が待ち伏せする山陰にある舗装道路のいかにも田舎の道端といって風情や、郊外に出るとよく見る山に沿って張られている電線の向こう側にぬっとそびえたつ何かのオブジェのようななんらの意図も感じせずにただ迫りくるだけの使徒の姿、主人公たちの通った中学校の校舎の「ああ、あるある」って感覚とNELV施設内のギャップ。こういう微妙な味わいが、もしかすると実写版では受け継がれていかないかもしれない。オリジナルのエヴァンゲリオンでは、戦場こそ日本の一部に限られていたが、地図で探すとちゃんとある場所が舞台になっていて、そのリアリティを手がかりに日本以外の土地もちゃんとそのエヴァの世界に存在していることがわかるようになっていた。2号機はドイツで作られたし、3号機もアメリカから空輸されてきた。その世界の広がりが、長くても3時間程度の映画で表現できるのだろうか。
それと、もうひとつ。
どうしても駄作のにおいがぬぐいきれない理由のひとつは、そのデザインがオリジナル版のあの圧倒的なセンスを、ちょっとエイリアン風に焼きなおしただけのようにしか見えないから。
どうもな、メリケン版ゴジラの姿がちらちらしてしょうがないんだが。
拝見…ってか2月に自宅マシン崩壊する前に見てそのまんまブックマーク飛んでしまったのしで(だめじゃん)、まーいっかーとか思っていたら全然ダメじゃんこのイメージボード背景。これじゃ「エヴァ」じゃなくて「カウボーイビバップ・天国の扉」(いや、これは凄くいい作品なのよこれはコレで)みたいじゃーん!と素直に感想。
なんか確かにエメリッヒ「ガッジーラ」の匂いがしそうだな。あと、おそらくミサトさんと思われるキャラのコスチューム、非常に「ものいい」ですなコレ改めて見ると。
「ケイト・ローズ」はまあ元の「惣流・アスカ・ラングレー」が英語での発音限りなく難しいっぽいらしいんで名前改訂はアリとして。この辺は演じる方もきっと相当メリケンキャラになるんだろーな限りなく多分。
どう考えてもあの「蝉時雨」は聞こえてきそうにないな、このままだと。あと電線電柱で狭くなってる「空」とかね。
(ちなみにアメリカでは「セミが沢山いる」ってのはヒッチコック「鳥」ではないが一種「コワい話」になるんだとか)
そういや、当時「こんなカミーユ君はいやだーーー!!」でなくなった(と言われていたが真相は不明)「実写でZガンダム」ですが、なんかここ→ http://www.z-gundam.net/ で映画になるんだそうです。アニメですが。
Posted by: shaker。 : 2004年05月19日 20:43